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知っててもらいたい、だって・・・
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俺は話し始めた
「皆さんは雅哉からどういう風に聞いてますか?
俺の身体の事・・・」
すると皆さんは同じことを言った
だけど事実とは違うことを言った
俺が事故で不自由な体になったと・・・
雅哉は気を使ってくれたのかもしれない
でも俺は本当の事を言うよ
ありがとう、雅哉
だって皆にはウソを言いたくないし、信頼できる
なにより俺が知っててもらいたいから
「俺は、さっき月斗さんに言った元彼のせいでこうなりました」
皆驚いてた
事故でなったって言われてたんだからそうなるよね
でも真剣に話を聞いてくれた
「元彼は、短気で怒るとすぐに暴力で解決しようとする人でした。
俺は訳も分からず殴られ、蹴られました。
そのあとは金槌を持って俺に近づき、両足をそれで殴りつけました。
もちろん、一発で骨は折れましたし、その後も足の付け根から指先まで骨を砕かれました。
気を失って目を開けるとベッドで寝てました。そしたら元彼が来て俺の所に来いと言われましたが、もう足は動かせず 動かせないと言ったら這いつくばって来いと言われベッドから落ちて激痛が走りました。それでも何とか元彼の所に行ったら今度はソファに座れと言われましたが立ち上がることができず、できないと言ったらまた金槌を持って俺の右腕を殴りました。
その後も気を失いましたが、目を覚ますと元彼が仕事に行くと言ったので当分戻ってこないことを確認して、元彼が出て行った後に、俺は何とか家を抜け出しました。
そこで、雅哉に助けられて病院で目を覚ましました」
「・・・そんなことがあったんだね」
月人さんが悲しい顔をして言った
「でも、俺はそれで雅哉と出会えたんで今は幸せです
まぁ、いろんな人に助けてもらわないと何もできないですけど・・・」
「大丈夫だ、侑君が助けてほしい時に呼んでくれればいつでも来るから」
月斗さんが言ってくれた
「私の事も呼んでね。
呼ばなかったら私から来るからね」
舞さんは笑顔で言ってくれた
「はい、ありがとうございます
皆さんの事、信頼してるので!!」
話が終わると寝室の扉が開いた
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