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喉笛#6
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初めて着るかずやんさんのパジャマ。
自分とかずやんさんの背丈が近いように、パジャマも裾が長いだなんてことは起こらなかった。
「かずやんさん、お風呂ありがとうございました…」
ビタミンPさんからのLINEの通知を確認してから口を開く。ソファに座っていたかずやんさんは、手元のスマホから視点をこちらに向ける。
「いえいえ!あ、そのパジャマで良かったかな?」
「大丈夫ですよ」
軽く会話をすると、スマホから通知音がする。ロック画面には、『かずやんさんのツイート:これからラジオやるよ!今家にた〜にゃがいるから、取り敢えずお酒飲ませる!!(笑)』と表示されていた。
「えっとこれは…かずやんさん?」
「あー…まさかた〜にゃが俺の通知をONにしていたとは…」
目を泳がせて話すかずやんさん。多分、お酒を飲んだ勢いでラジオをやる予定だったのだろう。
「別に構いませんけど、だったらビタミンPさんも早く誘いましょうよ。そらさんも来るかもですし」
はぁ…、と1つため息を付いていうと、かずやんさんはパァっと明るくなった。
「よっしゃ!だったら今すぐやろ!俺準備しておくから、た〜にゃは冷蔵庫から適当にお酒取って!」
にひひ、と幼い笑顔が良く似合う。言われた通りに缶を2つ取って片方を手渡すと、また笑ってくれた。
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