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喉笛#8
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ソファの背もたれを向いて、かずやんさんに背を向ける。スマホ越しからのビタミンPさんの声も小さく聞こえた。
「…」
睡魔に耐えきれず、右腕で目元を隠すようにして眠る。体温は奪われまいと、足を閉じた。
「た〜にゃ、寝ちゃったよ」
んっんっ、と音をたててお酒を飲むかずやんさん。声が大きいことから、こちらを向いているのだと判断した。
もう眠くてその言葉に「すみません」と返す気力もない。
「…無防備すぎ」
そんな言葉が聞こえた気がした。
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