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奥に進むと他の人とは違うオーラを纏った人が2人。フェンスに背中を預けている男が森伊月。そして隣にいるのが美影当麻。
後ろに隠れてばかりいた優希を前に押し出した。
「やっと来たか。よく来たな優希」
「お、お久しぶりです。森先輩」
「あぁ。それよりそいつは誰だ?呼んだ覚えはないんだがな」
じろりと森先輩の鋭い目が俺に向く。一般人の俺には怖すぎる。
「あ!志乃は俺の友達…幼馴染です!!1人じゃ心細いからついてきてもらってて、志乃もお昼一緒じゃダメですか?」
えらい早口だったけどよくいった。なーんて関心しながら2人を見ていた。しかし森先輩の目は変わらない。どうしろって言うんだと思っていたら思ってもみなかったところから助け舟がでた。
「いーんじゃないの伊月?高崎くんだっていきなりこんな不良の巣窟で飯食べろって言われても不安でしょ?幼馴染君いた方が肩の力抜いて楽しくご飯食べれるだろうしね♪」
「わかった。じゃあ優希、…あー誰だ」
「桃山です」
「ん、桃山か。飯食うぞ」
「幼馴染君は俺の隣おいでー?」
ぶっきらぼうにいってるけど優しい人ってこの時点で良く分かる。優希を見る目が違う。これはほんとに脈アリなんだな笑
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