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出会ったばかりの人とこういうことするのは初めてだ。
「焼きそばパンあと半分しかないから全部食べていいよ。食べ掛けでゴメンね、メロンパンもあげる。」
食べかけを謝られたが俺にとっては嬉しい。一個丸々だったら量が多くて食べきれないからだ。
「全然です。むしろこっちの方が量少なくて嬉しいです。先輩お弁当どうぞ」
お互いのお昼ご飯をトレードした。お互い食べかけだけど気にしない。先輩から貰った焼きそばパンとメロンパン。どこのパン屋かわかんないけど美味しそう。手提げの紙袋からして高そう。
一口かぶりついた焼きそばパンはそれはそれは美味しかった。あまり食べたことがなかったからかな?
黙々と食べ進めてすぐ食べ終えてしまった。そしてメロンパンに手を伸ばした。
「ー?!」
メロンパンは周りはカリッとして中はフワフワ。ちょうどいい甘み。美味しい
つい口が緩んでだらし無い顔になってしまう、でもそれくらい美味しいのだ
「ももくん美味しそうに食べるね。ほっぺた膨らんで可愛い」
メロンパンがつまった頬をつんつんと押してくる。いまはそんなこと気にしていられない。そのまま食べ続けるがずっとつんつんしてくる
「先輩もメロンパン食べますか?」
「いやー、俺はいいよ。ももくん見てる方が楽しいからね」
そういうものなのか?と疑問も抱いたがそのまま食べきった。その後はとても気分がよく美影先輩の隣でフェンスに寄りかかってボーッとしていた。
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