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それからどれくらい経ったかは忘れた。ふたりだけの時間が過ぎていく。携帯で時間を確認すると軽く1時間は過ぎていて、そろそろ伊月のところに戻らないといけない。
「ももくん。そろそろ伊月たちのところに戻ろうか。帰らないと行けない時間になってきたよ」
まだ俺の腕の中にいる彼に声をかける。もぞもぞと動いて1時間ぶりに顔が見える
「もうそんな時間なんですか?時間すぎるのはやすぎます」
そんなことを言い、俺の胸に頭をグリグリしてきた。
「せんぱい…もう撫でてくれないんですか?」
「え、ちょっ、ももくん?」
うっ〜。と唸りながら抱きついて離さない。可愛すぎるでしょ。このまま甘やかしたいけれど本当に帰らないと行けない。日をまたいではだめだ。
「また今度撫でてあげるから。今日はおしまい。ね?」
「…わかりました」
渋々って感じだったけど離れて服を整える。いつもの様子とどこか違う。なんかふわふわしてるって言うか目がとろん。としている
そんな状態のももくんを下に連れていくのは嫌だったが手を引いて1階へと降りていった。
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