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「それで今日はどうしたんだよ」
お茶とケーキを出してもらって、前回来た時と同じ部屋に通された
「実は姉さんに元々入っていたケーキご予約の方がお店に受け取りに来れなくなってな。急遽姉さんが届けに行くことになったんだよ。」
「連絡しろよ。俺らも手伝えた」
「それが昨日ももくん送って帰った時に携帯落として壊れちゃってね(笑)
今日の夕方に修理からもどって来るよ」
そうだったんだ…。でもなんでだろう。さっきの女の子たちに笑ってる先輩思い出すとイライラする。
「ケーキ美味しかった!ご馳走様でした」
「お粗末さまでした。高崎くんはここのケーキ初めてだね。」
「はい!すごい美味しかったです!…あれ?志乃食べないの?美味しいよ」
甘いものに目がない俺が食べないが不思議らしい。けど、今はそんな気分じゃない
「それに顔がまた怖くなってるー。」
「笑って!」と言ってくれる優希に悪いから頬を上げようとするけど無理
「ケーキ食べないの?」
「優希が食べていいよ」
少し困ったようにしながらも優希は俺の分のケーキも食べ始めた
「ももくんどうした?頬がぷくってなってるよ」
膨らんでる頬をつつかれる。
「そいつ店の前に着いた途端に顔がそんななってたぞ」
ビターなチョコレートケーキを食べながら森先輩が言う。
「お前が女子共にヘラヘラしてたから嫌だったんだろ」
「…そんなんじゃないです。」
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