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「は〜い、そこまで。」
「美影…?!なんでここにいるんだよ!」
男の手が肩に触れる前に先輩が止めてくれた
「なんでって、お前がももくんにストーカーしてるから護衛だよバーカ」
「ストーカーなんかじゃない!俺たちは愛し合っているんだ!」
「顔も知らない奴と愛し合うわけないだろ。いつどこで出会ったんだよ」
「とある放課後にぶつかったんだ!そしたら笑顔で心配してくれた!!あのクールビューティな桃山くんがだぞ!」
「ももくんそんなことあったの?」
「あ。日直の日、あのたまり場に行った日。職員室に行く途中で誰かとぶつかりました。たまり場行くの楽しみでそこら辺よく覚えてないんですけど…」
そういやあの時ぶつかったな…、忘れてた
その時の人があの人なんだ
「ほらみろ。相手が覚えていなくて意識してないならお前の愛は一方通行なんだよ」
「ふざけんな!…そうだ、いいのかい?手紙で書いただろ。美影に助けを求めるなら高崎くんがどうなっても知らないよってね」
さっきまでの睨みつけるような顔から一瞬でニヤニヤと気持ち悪い笑にかわった
「それなら俺が守るから心配はいらないな」
「だーれがお前なんかに手触れさせるかよ」
べっーと子供がするように目の下瞼をひっぱり舌を出した優希とその肩を引き寄せてこちらをみる森先輩が物陰から出てきた
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