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過去編2
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兄貴は3階の自分の部屋から飛び降りたー
奇跡的に一面な取り留めたが兄貴は目を覚まさなかった。
心臓は動いているのに身体はピクリとも動かないし言葉も発しない目も開かない。
生きているはずなのに…
兄貴が自殺を図ってから俺の家はガタガタと音をたてて崩れた。
母は兄貴の苦しみに気づいてあげられなかったからと自分を攻めて笑わなくなってしまった。
父は財閥を継ぐはずだった兄貴が目を覚まさなくて更に仕事漬けになった。
俺はいつも支えてくれていた兄貴が眠ってしまって毎日食べていた母のご飯が専属シェフのご飯に変わって毎日にこにこしていたはずの母の笑顔がみれなくなって支えてくれるものや縋るもの大切だったものを全て奪われて絶望した。
俺は全てを忘れたくてやけになっていっぱい喧嘩したしいろんな女を抱いた。
でも何をしたって隙間は埋まらなくてどうすることも出来なかった…
そんな荒れた俺の隙間を埋めてくれたのは…
先生だった。
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