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気になるアキラちゃん
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「アキラって子、確かこの学年の女子にはいないよ。名字も名前も。」
「うぉ、葉山(ハヤマ)。」
「おはよー。」
葉山はリュックを机の横にかけながら俺の隣の席に座る。
「アキラちゃんなら確か1年の特進科にいたよ。ほら、渡り廊下行った先の。」
「なんでお前そんなに人詳しいんだよ…」
「女子限定な!」
「いばんなよ」
この学年の女子だけでも100人はいるのに1年の女子手出してるのかよこいつ…
「みんなこいつの顔面に騙されてるんだよ、なー森川。」
「な、世の中顔だよなぁ。」
「んもう褒めても何もでないよ~?」
「「褒めてねぇよ」」
ケラケラ笑ってる葉山の髪をくしゃくしゃにする。
髪の毛くしゃくしゃでもかっこいいのが腹立つなこいつ。
「ホームルーム始めるぞ~」
担任の声でみんなが席につく。
『おともだちになってください アキラ 』
昼休み特進科行ってみるか、アキラちゃん見に。
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