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22 (R18)
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「 っつ.......手、冷たいっ 」
ネクタイを解かれ、ボタンを上から順番に外していく千里の手が冷たく感じて思わず身震いする。
シャツの下から手を差し入れられて、腹や脇腹を撫でられるとぞくりとしたものが背筋に走り息が上がった。
「 俺が冷たいんじゃなくて、涼が熱いんだよ。」
まだ熱あるんでしょ?、と可笑しそうに聞いてくる千里は
やっぱり楽しそう。
体調悪いの分かってるんなら辞めてくれればいいのに。
そんな考えも身体を触られていくうちに消えていって。
一度行為が始まると、あとはなにも考えずに体を委ねて
ただただ早く終わればいいと願う。
「 ひっ、あ、やぁ ...... 」
ちゅっと音を立てて胸の突起を吸われ、上ずった声がでる。
そんな声を聞かれるのが恥ずかしくて、手の甲で口を押さえていたら、千里に両手を掴まれて頭の上で固定された。
カリッと爪の先で引っ掻かれ、びくんと腰が跳ねる。
指で転がすように捏ねられたり、舌で舐められたりして、胸の愛撫が終わる頃には、胸の飾りは芯を持って硬くなり赤く腫れていた。
両手が使えないから、必死で唇を噛んで声を出さないように
耐えていたら、千里に顎を持ち上げられる。
「 涼....唇、血が出てるよ。」
「 い、いぃ......大丈夫。」
頭を出来るだけ横に向けて千里の方を見ないようにしても、
無理矢理顎を掴まれて目を合わせられる。
「 ......俺のことが嫌?」
「 .......っつ、」
俺がお前を拒んだことないの知ってるだろ。
嫌がったことも拒絶したことも逆らったこともない。
今だって同じだ。
そしてやっぱり俺は男なわけで。
心は嫌だと思っていても身体は言うことをきかない。
触られれば勃つし、生理的な反応もしてしまう。
かろうじてブレザーは脱いでいるけれど、シャツには袖を通したままだから、くしゃくしゃになった布が背中に当たって気持ち悪い。
単に居心地が悪くて体勢を変えようとしただけ。
なのに俺が体を持ち上げようとしたら、千里はオレの首根っこを掴んでベットに押し付けた。
「 .......い、ったい。」
別に逃げようとしたわけでも抵抗したわけでもないのに
過剰に反応しすぎだろ....
呆れてもう動くのを辞めた。
千里は、力を抜いて身体を脱力させた俺を、満足そうに見下ろして薄い笑みを浮かべている。
そして千里は、どこから出したのか分からない
縦長の歯磨き粉のチューブみたいな物を手に取り、中身を掌に塗りたくる。
「 ひっ、う、.......っ、」
冷たいねっとりとした液が下半身の際どい箇所に垂らされて、
後孔まで伝っていく感触に思わず目をぎゅっと瞑った。
ローションでドロドロになった千里の指の腹が、ふちに押し当てられて、ほぐすようにやわやわと撫でてくる。
尻の狭間が液体で濡れて気持ちが悪い。
でも同時に刺激がぞくぞくと駆け登り、喘ぐ声にも甘さが加わってくる。
つぷっと、千里の指が入り込んできた。
孔の奥の方まで進んだと思ったら、指は俺の中でくっと腹側に曲げられてある一点を押す。
「 あっ、あぁ、や、.......やだ、そこ....やめっ 」
「 なんで、好きでしょ、ここ。」
「 ひっ、や、あぁっん、」
構わずグリグリと前立腺を刺激してくるのに我慢できず、
切れ切れの嬌声が漏れる。
押される度にピリッとした電流のようなものが背筋を駆け抜け、上手く呼吸ができなくなる。
いつのまにか指は二本に増やされて、バラバラに動かされると、不規則に与えられる快感に耐えられず
生理的な涙がぽろぽろと零れた。
触られてないのに、腹につきそうなほど反り返った俺の性器からはだらだらと先走りが溢れてベットシーツを汚す。
「 やっ、もうむり、むり、イく。」
「 .......まだダメ。」
「 やぁっ、やっ.....ふぅ、ん"っ!」
もう少しで達するという時に、千里は俺の性器をキツく握り締めて湧き起こる精液を堰き止められる。
「 やだっ、やっ .....手、離しっ、イきた 」
「 ダメだって、涼疲れてるんでしょ?イったらすぐ寝ちゃうじゃん。.......俺一回で終わらせる気ないよ。」
千里が何か言ってるようだけどよく聞こえない。
出したいのに出せない。
そんな射精感ばかりが募り、頭の中を満たしていく。
はやく、はやく、
頭があつくなって、くらくらする。
もどかしい感覚に耐えて、必死で息を吸おうとすると、
千里は中をかき回した後、俺のいいところを指でゴリっと
押し潰した。
「 ひっ、あっ!あぁっ、あっ 」
その瞬間チカチカと視界が真っ白になって呼吸が詰まった。
下腹部に熱い刺激が走り、下半身からグズグズに溶けていきそうだ。
力が入らなくなって、くたりと腕を投げ出す。
身体を弛緩させ、はくはくと呼吸をする俺を、
千里は笑って見下ろす。
「 ......出さないでイったの?.......涼えっちいね。」
イったばかりの身体には、どんな小さい刺激もどうしようもない快楽に感じてしまって、びくんと身体を跳ねさせた。
もう腕の一本も動かせないくらい疲れた。
溜まっている疲労に与えられる刺激が追いつかない。
頭がガンガンと痛むし、倦怠感も離れてはくれない。
千里は俺の額に啄ばむようなキスを落とした後、前のチャックを下ろして自身の雄を取り出した。
そのまま俺の後孔にあてがう。
中に入ろうとしてグッと押し入ってくる動きに、サァッと
血の気が引いた。
「 ま、まってっ.....い、いまイったばっか.... 」
「 .......待てない 」
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