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~記憶4~
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キヨ目線。
二週間後
いつものように、昼休みは裏校舎に行ってる。
「いつも気になってるけどフード、なんで被ってんだ?」
フードを脱がせる。
「わっ!」
…
初めてちゃんと平野の顔…
イケメン…いや、可愛い…
「モテそうな顔なのに…」
「モテたことなんて一度もないよ…」
「イメチェンしたら?モテるよ!」
「顔だけ変わるのは、何も変わらないよ。」
最低だ。平野に…
「フードは、身を守るためだから…」
最低だけど、
今だけ…
今だけ…
俺に見せてよ。
「今も身を守る?」
「今は、大丈夫。」
「じゃあ今だけ…見せて。」
「うん。」
楽しいな。
「へへっ。」
「何だ?」
「楽しいね。」
!
以心伝心…
「だな。」
昼休み終わり
「じゃあな。」
「うん。」
別れて
「おい!」
「…」
屋上の目付き悪いやつ…
「あれから翔、見てないか?」
平野とこいつ、なんか関係あるのか?
「見ていません。」
一応…
初めて会った時、怯えてたし。
「ちっ。まあ、心当たりあるから、いってみるか…」
?
「ありがとうな。」
なんか言ってたような…
俺はその時、止めれば良かったことを見逃してた。
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