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梟谷グループ冬季合宿 朝
木兎「なぁなぁ赤葦」
赤葦「なんですか?木兎さん」
木兎「赤い悪魔はいつくるんだよー」
赤葦「大和さんなら、もう来ませんよ」
木兎「えっなんで!」
赤葦「秋季大会の時、大怪我したの隠してそのまま出てドクターストップになったってこの間黒尾さんが言ってたじゃないですか」
木兎「それは聞いた。けど!ドクターストップになったって合宿には来れるだろ」
赤葦「部活、やめたらしいですよ大和さん」
木兎「はぁ?なんで!」
クロ「バレーやってんの見るの辛いんだと」
赤葦「あ、黒尾さん。おはようございます」
クロ「よーす」
木兎「辛いってなんだよ」
クロ「知るか。俺だって散々戻ってくるように説得してんだよ」
赤葦「あー。木兎さんとは違う意味で、いるだけで士気が上がる人ですからね。大和さんって」
クロ「そうなんだよ。あいつがいるだけでこう、音駒に花が咲くって言うか」
木兎「わかる!赤い悪魔がいるとこうゾクゾクするんだよなァ!」
赤葦「木兎さんの思ってる事、多分黒尾さんと若干違うと思います」
木兎「あ?何がだよ」
クロ「やめろ赤葦。木兎にはまだ早い」
赤葦「あ。すみません木兎さん」
木兎「ちょっとあかーし!?」
クロ「やめろ木兎。赤葦を責めるな、責めるな」
木兎「はぁ。でもよー。赤い悪魔がいないとなんかこう、ぱっとしないよなー」
赤葦「確かに。大和さんがいないとなんかこう締まらないんですよね合宿」
クロ「お前らは合宿だけだからいいけどよー。俺らなんて練習もなんか締まらないんだよねぇ」
研磨「それはクロがなんとかするべきでしょ」
クロ「おい研磨。お前はいいのかよ大和が顔出さなくても!」
研磨「…別に。大和と約束したから、俺ら音駒が全国に行ったら応援に来るって」
クロ「はぁ?いつ」
研磨「この間の放課後」
木兎「これは一本取られたな。挑発上手の黒尾くんっ」
クロ「うるせぇ!木兎!!大和には効かねーんだよ昔から」
赤葦「俺も大和さんとなんか約束しようかな」
研磨「ダメ。大和は俺たち音駒のだから」
クロ「なんだ研磨。珍しいな」
研磨「クロも大和取っちゃダメだから」
クロ「俺も音駒なんですけど!?研磨くん!?」
研磨(これ以上クロに大和取られたら、俺が大和に見てもらえないじゃん)
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