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関係
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キヨside
気持ちを落ち着かせるためにコンビニに来た
キヨ(のは、いいものの、特に用事ないしなぁ…)
とりあえず頼まれたプリンを買い、怪しまれないように一応牛乳を買った。
でも、どうにも落ち着かない
俺は近くの公園のベンチに腰をかけた
キヨ「はぁ、」
家を出て、何度目かわからないため息を吐く
キヨ(きっと、俺の妄想だ、レトさんはフジとは寝てない。そうだよ、あの下着もきっとレトさんのだし。俺の考えすぎ考えすぎ考えすぎ……)
そう考えていても、考えたくても心のどこかでは、もう確信している
レトさんとフジは寝た
キヨ「…っ」
全然落ち着かない、むしろ悪化する
キヨ「あーっもーっ!!」
イライラする。
キヨ「はぁ…」
・
・
・
・
他の男と寝ていることは知っていても、それを聞けない、やめてと言えない、だってただの友達だし
こんなに好きでも
どんなに好きでも
今は友達だ
だったら告白すればいい?
でも、付き合える確証はない
逆にレトさんが離れて言ってしまう可能性の方が大きいかも
でも、告白しないと、もしかしたら誰かに取られてしまうかもしれない
例えば
フジ、とか
キヨ「そんなの、絶対ヤダ…」
でも、どうすればいいんだよ…
ズキンっ
キヨ「いっ…」
考えすぎて頭が痛くなってきた
キヨ「はぁ、」
時計に目をやると30分経っていた
キヨ「やばっ」
俺は急いで家に戻った
玄関の前につき、一旦深呼吸をする
キヨ「すぅー、はぁー」
なるべく気持ちを落ちつかせて、いつも通りに…
ガチャ
キヨ「ただいまー」
返事がない
不思議に思っているとリビングの方から声がする
キヨ「?」
テレビかなと思いドアを開ける
しかし予想に反してテレビはついていなかった
その代わりに、俺の目に入って来たのは赤面しながら電話をしているレトさんの姿だった
キヨ「!!」
プツン
俺の中で何かが切れた
気がつくと俺は噛み付くようにレトさんにキスをしていた
唇をかみ、舌を絡める
でもレトさんは思ったより抵抗しない
キヨ(あぁ、そっか、慣れてるもんね)
どこかで冷静な俺が言う
苦しくなったのか胸を叩かれる
俺は唇を離した
レト「……」
キヨ「……」
二人の間に静寂か流れる
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