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関係 2
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キヨside
我慢できなくなり、俺は口を開いた
キヨ「ねぇ、」
レト「っ、な、なに?」
俺が話しかけると体をビクつかせ返事をする
その反応にもイラッときてしまう
キヨ「レトさんってさぁ、」
「…男が好きなんだろ」
レト「え…」
キヨ「えっ、て、もしかしてバレてないつもりだったの?俺知ってるんだよね、毎週違う男引っ掛けて」
言うつもりもなかった言葉が、見せたくなかったどす黒い感情がスラスラと出ていく
キヨ「実況者にも手ぇだしてたよね、最近だとフジとか?あ、もしかしてフジは遊びじゃなくて本命?」
自分で言っててなんか泣きそうになってきた
レト「…」
レトさんは黙ったまんま俯いていた
それにまたイラつく
キヨ「…んで黙ってんだよっ!!なんとか言えよ!」
俺が怒鳴るとレトさんがすっと顔を上げる
その目はどこか冷めていて、俺を見下すような目だった
キヨ「っ…」
レトさんがゆっくりと口を開く
レト「やったらなんなん?」
キヨ「…は、」
レト「色んな男と寝て、何が悪いん?そんなんキヨくんに関係ないやろ」
1番言われたくなかった正論が俺を刺す
キヨ「…」
何も言い返せずにいると
レト「あぁ、キモいってこと?そうやんな、キヨくんホモ嫌いやもんね。フジくんと遊んだ時言ってたもんね」
レトさんが自虐風に言う、その目はなんとなく悲しそうだった
キヨ「いや、あれは違っ…」
レト「なに?違うん?やったらなんでそんなこと言うん?」
「あ、もしかして…」
レトさんはニヤリと笑った
レト「…俺とシたいの?」
キヨ「なっ、/////」
気持ちを見透かされたように言われ顔が赤くなってしまう
レト「ふっ、図星やろ?」
キヨ「ち、違っ」
レト「…ええで」
キヨ「は?」
レト「だから、抱きたいんやったら、抱いてもええで」
思いもよらない突然の言葉に困惑する
俺だって、大好きなレトさんのことは抱いてみたいと思う
でも…
それで抱いても、レトさんの心を手に入れられるわけじゃない…他の男と一緒になってしまう
俺の理性がNOと言っている
キヨ「…そんなこと、」
出来ない、と言おうとした時レトさんが近づいてきた
そして耳元で囁いた
レト「フジくんは、抱いてくれたで?」
キヨ「!!」
その言葉は俺に現実を突きつけ、どん底に落とした。
そして理性をふっ飛ばすには十分すぎた
レトさんをソファに押し倒して激しいキスをする
さっきのキスよりも、乱暴に、深く、熱く
レト「ふ、んっ、」
可愛く喘ぐレトさんに興奮し、服を脱がせる
そして俺はそのまま欲望のままにレトさんを抱いた
何度も何度も……
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あぁ、思い出した…
キヨ(俺何やってんだよ…)
気持ちを伝えてとか、流れで、とかならまだしも…
怒って抱くって、
サイテーすぎんだろ…
キヨ「あー、まじか…」
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