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キーンコーンカーンコーンキーンコーンカーンコーン
いつもと変わらぬ時間帯で同じリズムのチャイムがなったと同時に今日の疲れが一気に襲ってきた
やっと帰れる
別にクラスでいじめられてるわけじゃないけど親しい友達が一人もいなくてつまらない
とそこに
「おーーーい!!!冬眞くーーん!!!!」
ひえ、まじできた
俺はささっと荷物をまとめ急ぎ足で昨日のやつのもとへ向かった
「やっぴ~昨日ぶりだねぇ!んふふ」
なんだ気色悪い笑い方しやがって
「冬眞くん全部口に出てるよ…」
え
「まじで???」
「うゆ」
「あっごめん!」
やってしまった
「いーのいーの!なんでも言っていいよ」
不思議なやつ
あ、しかし肝心な事を聞いていないぞ、話以前に一番大事な事を
「ね、ねぇ」
「ん?どしたー?」
優しい口調で答えてくれた
「君の名前ってなんていいの?」
「……あ、ぁあ!ごめんごめん言ってなかったねwえー俺は4組の南條 和広(かずひろ)だよ!」
一瞬固まったがすぐに答えてくれた
「南條って聞いたことあるかも……」
相手はまた目を見開いたがすぐに
「、!まあ隣のクラスだしねww
ま、自己紹介もした事だし、改めてよろしくね〜」
「ん、よろしく、!
でも君は俺のこと知ってるの?」
「うん!!」
凄い笑顔で言うもんだから不思議と笑えてきちゃった
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