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その後は授業に出る気にもなれず、そのまま話をする。
空葉『それで、たっちゃんは先生が好きなの?』
直球で聞くとまた顔を赤くした。
貴大『ばっ…いや、まだわかんねぇ。』
空葉『まぁあんなにメロメロなら、好きになるのも時間の問題になるね。』
微笑んで言うと頭を抱えていた。
貴大『ないだろ、相手は教師だぞ?
そんな上手くはいかねぇだろ…。』
確かに言う通りだが自分で言って暗くなっている。
空葉『案外、上手くいくもんかもよ?』
あの時の先生の優しい顔を思いだす。
あれは貴大にだけしか向けられてるのを見たことがない顔で、俺的には結構脈アリだと思ってる。
俺が言ったことを唸るように考える貴大は可愛かった。
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