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次の日はいつも通り朝早くに貴大が迎えに来た。
貴大『はよ。』
空葉『おはよう、昨日はありがとう。』
貴大『大丈夫、空葉の未来の旦那の顔は見ておかなきゃだしな。』
人のことをからかってくるなんて、お返しをしなきゃね。
空葉『たっちゃんの旦那さんになる人も、中々に紳士だよねぇ?』
にこりと笑いかけると真っ赤になった。
貴大『っ、るさい////』
話していると学校の玄関に着いてしまって。
空葉『ふふん…ってあ、あそこに居るじゃん。』
指を指すと視線が直ぐにそこへ注がれた。
貴大『…あそ。』
興味なさげに言っても、ずっと先生の方を見ている。
その視線に気づいて先生は遠くから貴大に笑いかけていた。
貴大『っ!!?////』
空葉『へっ、ちょ!!!!』
貴大は不自然に空葉の手を掴んで走ってその場を離れた。
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