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それから午前は授業を受け終わり、お昼休み。
空き教室で、貴大と昼食を取りながらもぼーっとしてしまう。
貴大『大丈夫か?心ここに在らずだけど。』
目の前で手を振られてハッと意識が帰ってきた。
空葉『大丈夫、大丈夫だよ…少し考え事を
てただけ。』
そんな僕を見てニヤッとする貴大。
すると貴大に肩を組まれた。
貴大『彼氏のことを考えてたんだろ。』
っ、顔に出たた?!
空葉『なんだよー。』
恥ずかしくて赤面すると笑われた。
貴大『わかりやすいんだよ。』
ぷいと顔を背けるとメッセージが来た。
何となく開くと貴大とイチャつくなよ、と。
思わず吹き出して笑う。
貴大『どうした?』
空葉『ふふっ、これ。』
スマホの画面を見せると苦笑する貴大。
貴大『うへ…見てんのかよ。』
空葉『怖い怖い、でもここ学校だから先生が居ることも忘れないようにね?
嫉妬させるの可哀想だから。』
そう言うと顔を赤くして頷いた。
貴大『気を付ける…』
なんて素直なんだ、可愛い。
孝輔さんに返事を送ってから教室に戻った。
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