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教室の傍の廊下辺りで先生に会って。
碧央『おはよう、二人とも。今日は元気か?』
僕と貴大の顔を見ながら聞かれるが、何かあったのだろうか。
貴大『おはよう。昨日はすみません…』
空葉『おはようございます、昨日何かあったんですか?』
碧央『志波の様子はおかしいし、柳も元気なかったし…』
何となく空葉は察した。
たっちゃん、学校にいる時から僕のことを心配してくれてたんだ。
というか、柳と言われた貴大は少し悲しそうな顔をしたが先生がすぐ「学校だけだから」と頭を撫でた。
空葉『僕がちょっと色々あって、心配かけちゃったんですよ。今日は元気だからたっちゃんも元気だしてね。』
貴大に笑いかけると、ホッとした顔をした。
貴大『空葉も大丈夫だし、俺も元気です。』
碧央『それなら安心だな。』
ふわりと笑う貴大を見ていると、本当に恋をしているんだなって分かる。
それくらい可愛い。
そんな可愛い貴大を見て、先生も隠そうとせずに顔を緩めていた。
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