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8.智治side
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「んで、友達になる為には?だっけ。」
「ああ。」
何か案はあるのだろうか。
「んー、友達ねぇ。……あ、あいつの兄貴、確か剣道部だよ。それ使えば?」
「まじか!じゃあ、次の大会来るかもな」
「あー。夏の?兄弟仲は良いらしいから応援とかで来る可能性はあるよね。それにかける?」
俺の勘はよく当たる方だ。
その勘が、あいつは来るといっている。
「ああ、あいつは絶対来る。そこで俺を知ってもらう。」
「あー、じゃあ、三谷クンにそれとなく伝わるように色々情報流しとくわ。」
「おう、ありがとう。何が何でも尚と恋人になる。そしてセックスする。」
「まだ友達ですらないのに名前で呼んでるし、セックスもするって……………俺、今幼馴染やめたくなったわ。」
溜息をつく守を尻目に俺は夏の大会で人目につく決勝に行けるように練習を始めるのだった。
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