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俺がターゲット…
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「うっわっ!」
俺はいきなり突き飛ばされ、地面に尻もちをついた
「ッてて…何しやがっ…『大人しくしろ…』
間髪を入れずに俺の口を塞ぐ
苦しい、息が…できなっ…
「ぷはぁっ!」
やっと手を離され死ぬことだけは免れた
『これから騒いだら、指の一本や二本じゃ済まねぇよ…』
顔が本気だ、少しも悪びれず、自分が正義だと思っていた眼には、野獣色にしか染まっていない
怖い…初めてコイツを怖いと思った
「嫌だ……何すんの?離して!!」
俺は思い切り足で蹴ってしまった
『ってぇ…』
『大丈夫?血でてるわよ』
『で、何するわけぇ?早く終わらせちゃおうよ』
『ハハッ、マジで蹴るとか笑けるわぁ』
一斉にこっちを向き迫ってくる恐怖に身を凍らせた
『葵君にはちゃぁんと分かってもらわないとねぇ?』
『けどさぁ、調教するには最適だよね』
意味が分からない…調教…?
とにかくヤバい!逃げねぇと!!
ダッ─────
俺は立ち上がりすぐに駆け出した
無我夢中で倉庫の入り口まで走っていった
でも……
『はーい、捕まえたっと…』
再び地面に突き落とされた
入り口にいたのは、三人、皆体格がよく、ニヤニヤしているのが、随分腹立たしい
これで七人…どう考えても勝つ気がしない…
『どっこいしょっと…』
俺は三人の中の一人に担がれた
「イヤッ!離して!!お願いおろして!!謝るから!!謝るからぁ!!」
俺は醜い半泣き状態で懇願したがきいてもくれないし、ビクともしない腕に持たれ、不安ばかりが積もっていく
ドサッ─────
俺はマットの上に乱暴に下ろされ、制服をビリッと破かれた
「えっ、何…」
俺は未だにこの状況に頭がついて行かない
『だから、大人の遊びっつったじゃん?それ、わかんない?馬鹿だねぇ』
『ハハッ、物分かり悪い子って大嫌い』
その瞬間俺の後ろにいた奴が、俺の手首をさっき破られたシャツで括りだした
「やっ、とれないっ!外して…」
『ヤッべぇ、俺、超興奮してきたわ…』
『わかる…コイツ顔整って、可愛い顔してるし、声だって可愛いから僕余裕で抱けるかも…』
『ハハッ、褒めすぎ』
『あたしもこの子だったら余裕で抱けるわ?』
抱ける?抱けない?何いってんだコイツら、俺は男だぞ…
「な、何言ってやがんだよ…俺は男だ」
『『『『『『『それが?』』』』』』』
皆、おなじ眼をしてる、狩りを楽しむかのような眼、そうか…俺がターゲットだ…
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