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お前等なんて!!!!
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『お邪魔するわよー』
ズカズカと家の中へ入っていく
他人の家に無断で入るなんてかんがえられない
「あのっ!あなた達誰ですか?」
『俺は咲良』
『あたしは椛』
『俺は銀杏』
『僕は雲』
何故か、聞いたことがあると思った、
だけど見たこともないし、俺の友達にそんな名前の人はいない
「誰の知り合いですか?父さん達だったら今家にいませんよ…」
そう言うと、皆目を見開き驚いた表情を見せた
「ハハッ、俺達は君のお父さんの知り合いじゃなくて、お母さんの方の知り合い」
笑いながら銀杏という人は答えた…
そういえば、この人達、母さんが生きてたら同じ位の年齢のはず
「失礼ですが、同級生の方ですか?」
『そうだよー、僕達が初めてアイツを抱いたんだよ、それにもう1人の君の父親を自殺に追い込んだのも僕達…』
は?何言ってんだコイツ等…
有り得ない…その後、母さんは何人もの人と寝たと聞いた、おかしい…母さんは死ぬとき笑ってたんだ、やっと死ねるって顔に書いてあった…
尻軽だとは思えないよ、母さん…
「母さんをこれ以上侮辱するなら帰ってよ…」
キッと睨みつけた、母さんはコイツ等が思ってるほど強くなんかない、今だってきっと泣いてる…
『あーあ、その目、葵君ソックリだね、腹立つ』
腹立つならなんで抱いたのさ、お前らの所為で母さんが死んだのも同然なのに…
なんでお前等が生きてんだよ
「帰れよッッッ!!!!!!お前等なんて糞以下で生きてる価値もねぇ」
家に葵の声が響きわたった
葵は生まれて初めてこんなに怒った…
『ハハッなんか懐かしい台詞だね』
そう言うと、男達が俺を寄ってたかって殴りだした
「ケホッ…ウッ、ゲホッゲホッ」
頭が朦朧もするなか男達を睨み続けた、それが新たな悲劇を巻き起こすことも知らずに…
本当に、似た親子…
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