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本当の事を教えて
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なんで…、いや、まさかな
だって、母さんは亡くなったはずじゃ
けど父さん達は、母さんのこと…
死んだとは言ってなかったような…
じゃあ俺がたまにみたやつは幻覚?
『お前は?あっ、んぅ』
「俺は…水島葵…」
見えなくてもわかった、葵という人の影が動いた───
『あ、葵…』
そう言うと、葵という人が泣き出した
『葵く、ん…な、覚えた』
途切れ途切れに言い、声が心なしか震えていた
それで確信した───────
「母、さん……」
俺も泣いてしまった、まさか、まさか、生きてたなんて知らなかった、教えてくれなった…
今すぐ抱きしめたい…
『感動の再会中わりぃんだけど』
『葵、昔の話をしよう…』
父さんが真剣な目をし、葵を見つめる、
『待って、俺がい、うっ…の前に、これ取って…』
その瞬間パッと電気がついた、母さんの尻に見たこともない、男の性器の形をしたモノが入っていた
ズルッ────────
母さんの尻からそれが抜け、母さんは名残惜しそうないやらしい声を出した
俺は目を逸らしてしまった…
『ふぅ…ホント久し振りってのもおかしい、か…葵、会いたかった』
母さんはボロボロと涙を流し、俺を抱き寄せた…それはなんとなく、久し振りな気がして、嬉しかった
『ヒッ…ク、ごめんなぁ…こんな母さんで、ごめん…』
俺より年はいってるというのに、高校生と言っても分からないような若い顔立ちに、細い身体、子供のような泣き顔、全てが愛らしかった
『こんな』なんて思ってない、だって母さんにずっと会いたかった、
でも何故父さん達は言ってくれなかったのだろうか
「大丈夫、母さん…会いたかった、ずっと、ずっと会いたかったんだ…こんな再会でも、母さんは俺だけの母さんだ…」
『ヤバい、涙出そう…』
『これ使えヴェスカル…葵、俺から言おうか?』
『いや、俺から言う…
よく聞いてくれ』
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