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俺だけで十分だ…
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いいんだ…母さんの為になるんだったら、俺はこの身を売る
葵は苦笑いをしながら葵(母)を見つめた
葵は泣いている母親を宥めるように
「俺なら大丈夫だから、気にしないで、俺のためにここまでありがと…」
見れば身体中傷だらけ…
それに首輪、鎖で繋がれた片足、手には手錠…
父さん達だってこんなにすることないじゃないだろ…
『そうか…』
『それなら今日からお前も性奴隷だな…』
『も』?俺だけだろ?
「母さんは普通に生活させてやってほしい…お願いします」
俺は生まれて初めて土下座をした、こんなに屈辱的だとはおもっていなかった、だけど、母さんはこれより酷い屈辱を受けてたんだろ
なら何度でも、何度だって土下座でもなんでもしてやる!
『葵、もういいよ…俺もするから』
どこか諦めたような口調には少し苛立った、母さんはわかってない、母さんが死ぬまでずっと抱かれんだよ!
「いいから、俺に任せとけよ!」
強く葵にあたってしまったことを後悔しながらも、葵には普通の日常を取り戻して欲しいと思っていた
『でもっ!それだったら葵が抱かれちゃう…』
この期に及んでまだ俺の心配かよ…
もう決まったことなんだろ?往生際が悪いな、俺だけでなんとかしてもらうしかない
「父さん、お願いします…」
額を地面に擦り付け頼み込んだ
『しゃあねぇな…』
『仕方がないね、葵は今からお母さんだ』
『でも!葵は!?ねぇ!答えろよ!』
母さんは混乱してヴェイダル父さんの胸を叩いてる、それを引き止めるヴェスカル父さん…
母さんは不安げな目で俺を見つめ、泣きそうな顔でこう告げる
『やだ…葵ぉ』
これから俺の生活は思いもよらないことばかりだった…
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