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主人
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しゅ、じん…?
コイツが?
「嫌だって言ったら?」
ワザと相手にカマをかける
何故そんな事をしたのか自分でもわからない
『嫌だ?君に拒否権なんて無いんだよ』
わかってた筈なのに、まるで自分がもう人間扱いされてないようで腹が立った
しかしここでキレては何をされるかわからない
『さぁ早くいくよ、君は性奴隷なんだから僕の使いたいときにつかうよ、拒否したら殺しちゃうかもね』
ゾワッとした
背だって平均ぐらい、かわいらしい顔…
それなのにこんなに怖い人は初めて見た
俺はその人についていった
『ここが君の部屋だよ、俺とおんなじ部屋、そこらへんに転がってる奴隷達は気にしないで』
人が白目で倒れてたり、手足が全て失われた人がいたり、壁に尻だけが撓わになっている人…数えただけで15人
俺もその中の1人になるんだ…
そういえば、約束は守ってくれるんだろうか
「あの!」
『何?今部屋片してるから後にして』
あからさまに怒ったような口調
それにしても片すって…
『んー、邪魔だな、いっそ殺しちゃおうかー』
「それは!…だ、駄目だと思う…。」
咄嗟に声が出てしまった
『は?何言ってんの、奴隷の分際で…だから葵も、おまえも嫌い』
まさかそんなに怒られるとは思っていなかった、だけど母さんまで悪く言われるのはイラッとする…
「母さんはいい人だ!お前になにがわかんだよ!!」
俺は馬鹿だ…
言わなくてもいいことを言ってしまう
しかもこの人相手だ、なにをされるかもわからいっていうのに
『まだ自分の立場わかんない?初日は勘弁してやろうかなって思ったけど、やっぱりお仕置きが必要かな…』
俺は、これからの辛さをまだ分かっていなかった
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