アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
番外編 ヴェイダル×ヴェスカル
-
僕は昔からヴェスカルが好きだった、兄弟だけど、そんなの気にしない位好きだった…
いや、過去形じゃない、今でも好き、好きじゃ足りない、愛してるでも足りない、それくらい好きなのに
ヴェスカルは葵が好きなんだ…
悔しくて、悔しくて悔しくて
僕は無理矢理葵を好きになった、だけど物足りなくて、ヴェスカルが葵の名前を出すと苦しくなった、だけど本気で好きだったのはわかる
ヴェスカルは葵が死んでから丸くなった、体系とかじゃなくて、口調や、表情が柔らかくなった
酷い事をしたと思えるからそうなったのだろう…
悲しいな、僕はヴェスカルを変えれなかったのに、葵は簡単にかえてしまった…僕だって葵が死んで悲しいし、罪悪感だってある…
なのに、僕が醜い、ヴェスカルの空いた心の穴に自分の気持ちを流し込む、そうすればこっちを向いてくれるんじゃないかと淡い期待、汚い気持ちが入り交じって吐き気がする
「愛してるんだ…こっちを向いてくれよ」
本当は愛してるじゃ足りないくらい好きだ、好きで好きで好きなんだ
『やめてくれよヴェイダル、俺は葵しか好きになれねぇよ…』
泣きそうになっているのが見えた、大粒の涙を溜め込み、苦しそうに言う、それか無性に腹が立ち、何かが切れる音がした
『いやっ!やめろよ!ヴェイダル!!いやだ!嫌だぁ!』
「お願いヴェスカル、俺だけを見て」
『あ、葵が!葵が見てる!』
「………また葵?この期に及んでまだ葵の事を想うの?じゃあ抱けばいいよ」
ヴェイダルは力任せにヴェスカルをねじ伏せ、ヴェスカルに死姦しろと言った、
いくらなんでも葵が好きなヴェスカルにも出来ることと出来ないことがある、ましてや死んでる相手に入れるなんてもってのほか…
『やだ!死姦なんていや!葵、葵ぉ!ごめんなさい、ごめん!』
ヅチュッネチョッパンッパンッパンッ─────
「3Pなんて久しぶりだね…んっ、ヴェスカルは処女なだけあるね…キツキツで…きも、っちぃよ」
『葵、葵ごめんなさい…ごめんなさい!』
葵の事ばっかり…なんで?
グラグラと葵は揺さぶられるがまま揺さぶられ、目を瞑って、感情もなく、意識もなく、息もしてない葵に何故こんなにも心を許すんだ…僕じゃ駄目なのか?
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
37 / 39