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プロローグ⑦
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「あっ……あ………イブキさん…」
じゅる、じゅるるると下品な音が部屋中に響き渡る。
…ていうかこれ、夢じゃないよな。今俺のちんこをあのイブキさんがしゃぶってる……。
強弱をつけて吸いながら舐めて、時折こちらを見ながら裏筋を舐めて、出てくるカウパー全部チュウチュウ吸って…もういやらしい以外のなんでもない。
「んっ……じゅる…じゅるる……んぅ…」
ああ…そんな横に頬張って歯茎をつかってくるなんて、高度すぎてもう……!
…フェラが得意っていうの、本当だったんだな…。
そんじゅうそこらの女より…ずっと上手い。
「ねぇ……ちんぽおいしい?」
絶対うまくなんかねーのに聞いちゃった。
無理矢理フェラさせといてこんな最低なこと聞いてんの、つくづくクソだなって思った。
「……おいひぃ………おちんぽ、おいひぃ…」
けどイブキさんは健気においしいと言いながらちんこを舐めしゃぶるってる。
…………ていうか今の、すっげぇキた。普段下ネタとか言わなそうな人に、俺こんな下品なこと言わせてる。
「んん……ちゅ、じゅるっ……さかひくん、きもひぃ?」
生理的に出る涙を溜めたイブキさんが上目遣いで尋ねてくる。
「すっげー気持ちいい…もっとちんぽしゃぶって……っ」
「んっ…♡ぷはっ……♡素直に言えた、いい子には…もっといいご褒美あげようね……」
そう言ったイブキさんは再びちんこを口に入れると、そのまま一気に喉奥までくわえこんだ。
う、うっっっわ。こ、これ、ディープスロートってやつ?
奥の粘膜がちんこの先っぽにくぽくぽ当たって頭からつま先がビリビリする程の快感が駆け巡り、座ってる腰が砕けそうだ。気持ちよすぎて。
これできる人少ないのに。イブキさんは平然とそれをやってのけて。
気持ちいい。気持ちいい。もっと欲しい。
ただ目の前にある快感にひたすらすがって、喘ぐ。
「あ゛っ…く………っ」
すぐにイってしまったらつまらない。どちらかというと俺は遅漏よりなんだ。長く楽しみたい。
俺がイくのを必死に我慢していると、イブキさんが口からちんこを離してゆっくりと起き上がる。
「んぅ…♡ちゅ…む……イくの…ん、我慢してるの?……榊君は素直ないい子でしょ?我慢しないで、イっていいんだよ…」
そう言いながら頭を優しく撫でた。…お菓子を食う俺を見てた、あの時のように。
おいおい、そんな風にされたらせっかく我慢してたのに射精しちまうじゃねーかよ。エロすぎ。
けど手はしっかりとちんこをシゴいて射精へと導いている。…ああ、これが…よしよしプレイなのか……癖になりそう。
「よしよし、いい子だね……ほら、キスしてあげようね…」
「イブキさんっ……ん…ちゅむ……」
イブキさんは慣れた様子で俺にキスをする。口にしょっぱい味が広がるけど、すぐにそんなのどうでもよくなった。イブキさんはわざと大きいリップ音を出しながら舌と舌を絡ませ、銀色の糸を引かせた。
それが余計に興奮を際立たせ、俺は顔を猿みたいに真っ赤にしながらイブキさんの唇を夢中で貪った。
「ん……はぁ、イブキさん……イブキさん………」
「……んん、……イきそう?」
「イきそう……イブキさん………っ」
「よしよし……いっぱいザーメン出して、気持ちよくなろうね…」
シゴいている手のはやさが加速しだした。イブキさんの唾液と俺のカウパーが混ざった粘着音がぐちゅぐちゅと卑猥な音を立て生々しく響き渡る。
「ああ……い、イく………出る…!イブキさんっ!」
「んっ………」
「………………ああ、くっ……!」
───そして俺は世界一幸せな絶頂をむかえた。
びゅーびゅーとイブキさんの手の中で思い切り射精する。
ありえないくらい出た。ドプドプと受け止めきれなかった精子がイブキさんの手から溢れる。
「すごい量だね…」
「は、あ……イブキ、さん……」
「……今日トイレで抜いてたはずなのに、おかしいね?」
「あ………」
あ、便所でシコってたのバレてた…
「えっちな音、聞こえてたよ。…それに臭いも残ってた。……僕のこと考えて自慰しちゃったの?」
「あ……しました…イブキさんのこと考えて……オナニーしました…」
「………いけない子だ」
ちゅ、短くキスされる。そして優しく微笑んだかと思うと、手についている俺の精子を……
「ん………ちゅ…」
俺に見せつけるようにして、舐めだした。
嘘だろ……いやらしすぎ、だろ……こんな……
「…若いから、味がすごく濃いね……」
「イブキさん…」
じゅるじゅると豪快な音を立て手の中の精子を飲み込んでいくイブキさん。時折こちらの反応を確認するかのように熱っぽい視線を送ってくるのがたまらなく興奮した。
俺のちんこも射精したはずなのに萎えることなく、臨時体制だ。
…さっきまでのなよっとした姿とは打って変わり、こんなに淫らに男を誘い、理性をとろとろに溶かしていく淫魔への変わりようは、本当にすごい。
はじめに頬をパンっと叩いたのも演技のスイッチを入れるための動作だったんだと思う。
今日知り合ったばっかの俺に、こんな淫靡な姿晒して。
もっと欲しくなってしまう。欲しい。欲しいよ。
「イブキさん……もっと、もっと欲しいです…」
「………なにが、欲しいの?」
「イブキさんの、全部が…………欲しいです…」
「榊君は、欲張りな子だね。……いいよ。」
そう言ったイブキさんは、再び俺のちんこを持つ。
そして、俺のちんこと自分のちんこを同時に持って擦りだした。
「う、わ……これ…………」
「兜合わせっていうの。知ってるかな?…ほらこうやってくちゅくちゅ弄ると気持ちいいでしょ?」
「やばい………やばいまじで……イブキさん…」
イブキさんと俺の裏筋同士がごりごり擦れて、さっきイったばかりだというのにちんこはまた硬くなる。
「ん、榊君………」
「ちゅ…ぅ、はぁ、ん…ちゅ、む……イブキ、ひゃん…」
永遠に続きそうな甘い時間。
好きな人にこんなえっちなご奉仕をしてもらえるなんて、この先天地がひっくり返ってもないだろう。
二人のカウパーが溢れて混ざりあう。
はぁはぁと荒い息を吐きながらイブキさんを見る。彼の白い肌は紅く染まり、滲み出る汗で長い前髪はへばりつき、どこか恍惚とした表情でちんこをシゴいている。
イブキさんも興奮してて射精も近いんだろう。シゴく度に小さくあっあっと喘いでるのが聞こえる。
「………あっ、はぁ…で、出そう……イブキさん…」
「うん…僕も、出そう……一緒にイこ?」
「い、イく………イブキさん…!」
「あっあっ………う、いっ、いっちゃ………ああんっ」
ビュルルルと細い音がして、同時に達した。
二人分の精液が手から溢れて太腿にボタボタ垂れる。
イブキさんは力が入らないようで、ビクビクと痙攣して俺にもたれかかってぐったりとしている。
俺はというと快感馬鹿になっているちんこが未だに残りの精液を出してべとべとになっていた。
………ああ、夢見心地な気分だけど、現実なんだよな。
2回も連続イったせいで俺も疲労がすごい。…でもすごく幸せな時間だったと実感できた。部屋中に充満する青臭い臭いがそれを証明してる。
「イブキさん…大丈夫?」
「……あ、ああ、あ、うん……その…へ、平気…です…」
……ありゃ。思いっきりイったせいでいつもの調子に戻ってる。もうちょっと楽しみしたかったな。少し残念だが、仕方ない。
イブキさんは我に返り、ゆでダコみたいに顔を真っ赤にして煙が出てる。
そのギャップが少し可愛くて、ほっこりした。
…やっぱり今日の不運は俺とイブキさんを巡り合わせる繋げになってたんだ。ゲーセンの出費は痛かったが、イブキさんとこうやって気持ちいいことが出来たから構わない。
「あ………」
────いつの間にか、空は明るく朝日が昇っていた。
……はは、今日も大学サボってやろう。俺は今日もやらかすことにした。
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