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夢
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夢を見た
小さい頃の夢
それは、俺とゆきが初めて出会ったときだった
まだコジラセていなかった小1の俺はサッカーをしている最中に壮大にコケた
すると、どこから現れたのか天使のように綺麗な女の子が
怪我したところを丁寧に消毒して絆創膏を貼ってくれた
手当てをしてくれている最中にバレないようにちらちら
女の子をみていた
目がクリクリしていて、まつ毛が長くて、見たことない髪の色と目の色
ぼーっと見とれていると、膝の手当てが終わり上を向いた女の子と目があった
「終わったよ」
そっけなく言われてちょっとびっくりした
もっと、可愛らしく
「もう、大丈夫だよ!あんまり無理しないでね!」
なんて事をどこかで期待していたからだ
「あっ、ありがとう」
少し目をそらしてしまった
怪我を手当てしてくれた優しさとその綺麗な外見と
素っ気ない中身にギャップとショックで頭が混乱していたから
そんな俺に一瞬気まずそうな顔をした女の子は、
「じゃあね」
と言って帰ろうとした
そんな顔をさせたかったわけじゃない
それに、何か繋がりを感じた俺は帰っていこうとする女の子の後を追った
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