アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
男の過去1
-
男は写真たてを手に取るとそれはそれは大切そうに
写真を撫でた
そして過去の思い出にふけった
ある高校に才色兼備なマドンナがいた
美しいロングの黒髪を揺らし、パッチリとした可愛らしい目にスッキリとした鼻筋、そしてぷるんとした艶のある唇
全ての所作に品が感じられ、
なにもかもが洗練されていて美しい
学校中の男子は彼女を女神と呼び、性格の良さや容姿を鼻にかけないことから女子にも慕われた
誰もが彼女に好意を向けるが恐れ多くて見つめるだけの者が多かった
彼もまたその1人…ではなく、
「おはよう、美晴」
「おはよう、光成くん!」
朝から一緒に登校するほど仲がいい幼馴染という
最強な立場であった
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
19 / 24