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「――ひっ、あぅ…ッ」
下着越しだが強い刺激に、堪らず七海に縋り付いて身体を震わせる。
容赦なく敏感な部分を責め立てながら、七海はむっとしたように口を開く。
「みーちゃん最近カミヤンと仲良すぎじゃないっすか。つーかカミヤンからピアス返したこと、俺怒ってるんですからね」
「あっ…あ、なんで…っ」
「他の人にはちゃんと返してたじゃないっすか。なんで俺だけカミヤンなんですか」
体育館で俺が他の生徒にはちゃんと返していたところを見ていたのか。
終業式中ビリビリと射抜くように俺を見つめていた視線はそういう意味か。
「みーちゃんが優しくするからカミヤン超絶ウキウキだったじゃないっすか。俺以外と親しくするのやめてくださいよ。すげー腹立ちます」
なんだそれは。
どうしようもなく子供みたいな嫉妬だ。
そもそも校則違反していた方が悪いのに、なぜこっちが怒られなければならない。
そう思っているのに無理矢理与えられる刺激に反論する間もない。
指で弄られ爪でカリカリと先端を引っ掻かれると、堪らない快感がせり上がってくる。
自然と呼吸が上がり熱い息を吐き出す。
「…そんな気持ちよさそうな顔して。いっそカミヤンに見せつけてやりますか。みーちゃんが俺にズブズブになってるところ見せたらどんな顔するんでしょーね」
「…な、何を言って――」
こんなところを見られたらもう一生合わせる顔がない。
だが抗議する間もなく下着の中へと入り込んできた手が直接俺の自身を撫でる。
ギュッと握り込まれそのまま荒々しく扱かれた。
完全に射精させるための動きに、堪らず甘い声を上げる。
「…あれ、否定しないんすね。見られること想像して興奮しました?」
「あっ、七海、七海っ…やだ…っ。やだっ…頼むから…っ」
神谷に見られるなんて絶対に嫌だ。
七海の胸に縋りつきながら必死に首を振ったら、どこか余裕なく息を詰めたのが分かった。
「…さすがに冗談です。そんなところ見せたら一生オナネタにされそうで絶対に嫌です」
そう言って七海は再び俺の唇を奪う。
どこか俺の機嫌を取るように唇を甘噛みして、優しく舌を絡ませる。
ちゅ、ちゅと音を立てて吸われ、頭が蕩けそうなキスに夢中でこっちも舌を絡ませてしまう。
「んっ…ん…っ」
無意識に鼻に掛かったような声が上がる。
優しく甘やかされるようなキスは堪らなく気持ちが良かった。
同時に自身を扱く手が速まり、どうしようもなく昂ぶった気持ちが脳内を霞ませていく。
俺の様子を見ると、七海は一度唇を離して顔を覗き込んできた。
「みーちゃん、イっていいですけどそしたら最後までしますからね」
「さ、最後までって…」
息を乱しながらぼんやりとした頭で呟くと、不意に太ももに硬いモノが当たった。
服越しだがそれが何かに気付いて、ドカッと身体が熱くなる。
「分かりますか?俺も苦しいんで。早くみーちゃんの中に入りたいです」
「――や、そんなこと言うな…っ」
腰を押し付けられながら意図したように揺さぶられて、痺れるような疼きが腰から這い上がる。
七海の言葉にあっさりと煽られて、耐える間もなく精を吐き出してしまった。
肩で息をしながら、回らない頭で七海の顔を見上げる。
力が入らずくてっとしていたが、不意に身体を抱き起こされた。
「いい子だから少し我慢しましょうね」
七海の膝に乗るような形で対面させられ、片手が俺の髪を優しく梳く。
気持ちよさに目を細めたが、不意に後ろに回ったもう片方の手が尻の割れ目をなぞった。
「ちょ…っ」
後穴を探る濡れた感触は先程自分が出したものか。
ぬるりとそれを塗りつけられて、指先が狭いそこを押し入ろうとしてくる。
「な、七海…っ」
不安を感じて堪らずその名前を呼ぶと、まるで子供をあやすような手付きで髪を撫でられる。
が、間を置かずに指が中へと入ってきた。
「…っひ…あっ…」
無遠慮に押し入ってくる指の感触。
数度抜き差しをされ、解すような動きに自然と呼吸が浅くなる。
何度されても慣れない。
目の前のシャツを握りしめて耐えていたが、不意に七海の唇が耳に触れた。
「みーちゃんはここが好きなんですよね」
すぐ耳元に吐息を感じたその瞬間、ガツッと押し上げるような強烈な快感が込み上げてくる。
「あぁっ、やっあ…ッ」
まるで剥き出しの性感帯を容赦なく押しつぶされているような感覚。
何度も抉られるように弄られ、強すぎる快感に瞳孔が開く。
「あっ、やぁ…っ、やっ、七海…ッ」
「は…エロい声。そんなにここ好きですか?すっかりハマっちゃいましたね」
濡れた音が室内に響き渡る。
久々だというのにしっかりと快感を拾うようになっている身体が、七海の行動に呆気なく翻弄される。
どうしようもなく強制的に沸き上がる気持ちよさに意識が白み、再び強い射精感が込み上げる。
本当にコイツは手慣れている。
どこまでもその指先が、唇が、視線が、人が快感を生む場所を分かりきっているように責め立ててくる。
もう限界だとギュッと目を閉じたと同時、不意に快感の波が引いていった。
「あっ…あ、なんで…ッ」
無意識に求めてしまう。
中途半端にされた身体はどうしようもなく苦しいもので、七海の胸に額を擦り付けて頭を振る。
「ん、大丈夫です。そんなに慌てなくてももっと気持ちよくしてあげますよ」
そう言って抱きかかえるように俺の腰を持ち上げる。
先程まで指を挿れられていた場所に、酷く熱くなった昂ぶりを押し当てられた。
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