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「あー…エッロ。やっと出来ましたね。乳首イキ」
「…っはぁ…ん」
七海の言葉を聞きながら、達した余韻でぼんやりと肩を荒げる。
下着の中が精液で気持ち悪いほどぐちゃぐちゃになっているのが分かる。
「お漏らししたみたいになっちゃいましたね。もう脱いじゃいましょうか」
言いながら七海の手が俺の下着に掛かり、ハッとしてその手を抑える。
今脱いだらグズグズになった酷いそれを見られてしまう。
「あれ、脱ぎたくないですか?女性の下着にハマっちゃいました?」
「――っば、馬鹿な事を言うなっ。お、お前にこれ以上の痴態を見られたくないだけだっ」
「今更何言ってるんですか。自分の格好分かってます?メイド服姿でおっぱいだしてトロ顔晒しながらお漏らしとか、もう言い訳できませんよ」
直接的すぎる言葉に、否応なくどかっと顔に熱が昇る。
意地でも恥ずかしがってやるものかと思っていたが、さすがにそんな言い方をされては堪ったものではない。
「…っお、お前が…お前が着ろって…っ」
「イクことまで強制してませんけどね。みーちゃんがそんな格好でも気持ちよくなれちゃう淫乱さんで嬉しいです」
そう言って七海は俺の耳裏に口付ける。
もう言葉にならないほどこみ上げてくる羞恥で、プルプルと震えてしまう。
いくらなんでもそんなことを言うなんて酷すぎる。
俺は嫌だって何度も言ったのに、七海が無理やり着ろと強制して触ってきたくせに。
「…っも、もうお前なんか知らん」
上体を起こして、七海の身体をグイと押し返す。
触るなという意思表示を込めて強く押したが、七海は俺を離さず人をソファへと押し倒してきた。
上からグイと背中を押さえつけられて、うつ伏せに寝かされてしまう。
離せとバタバタ藻掻いたが、大きな体が背中へ覆いかぶさってきた。
「みーちゃん。知らないって何ですか。そんな言葉遣い許しませんよ」
「ふ、ふざけるなっ。ここまで酷いことをするなんて、さすがに度が過ぎるっ」
「誤解ですよ。俺はみーちゃんのことたくさん可愛がって愛してるだけです」
「ど、どこが――っ」
こんなの人の痴態を貶して楽しんでいるだけだ。
言い返そうとしたが覆いかぶさってきた七海に頬を取られ、横からカプリと唇を噛まれる。
もう嫌だと暴れる俺の身体を押さえつけて、無理やり舌を絡ませて人の呼吸を奪う。
「も…っや、はぁ…やっ…て…っ」
抵抗しているのに、強引に舌を食みながらきつく吸い上げてくる。
上顎をトントンと舌先でくすぐられ、丹念に歯列をなぞられる。
腹立つ事に俺の身体を掌握しているような巧みな動きに、どうしても力が抜けてしまう。
じゅっ、じゅと口の中を蹂躙される甘さに身を震わせていたが、不意に七海の手が俺の太腿を撫でる。
そのまま滑るように尻へと移動すると、あっけなく下着をずり下げられた。
「…んっ、や、やだ…っ」
「嫌じゃないでしょう。ここまで濡らしておいて――ほら、ローションもないのにすんなり飲み込んでいく」
「ひぁ…ッ」
熱い指先が後孔に当たり、ズブズブと中へ押し進められていく。
一層高い声が上がり、身体が跳ねる。
慣れたように抜き差しを繰り返しながら敏感な内壁を擦り上げられると、どうしても身体が快感を拾ってしまう。
「あー…ッ、あ、そこ…ッ、んっ」
「はい。ここが好きですもんね」
知りつくしたように容赦なく感じるところを抉られ、少しずつ穴を広げられていく感覚に意識がそっちへいってしまう。
ソファに顔を押し付けて必死に悶えていると、七海は俺の背に伸し掛かっていた身体を起こした。
それからグイと尻を上げさせられる。
「あ…ッ、やだ…っ、み、見るな」
「見ますよ。ドロドロですごいことになってる。俺の指美味しそうに咥えこんでるとこまで全部見えてます」
「いっ、言うなぁ…っ」
どうしてコイツはこう人の羞恥を煽るようなことを言うんだ。
いちいち状況を報告されるたびに泣きたくなるような酷い羞恥心に苛まれる。
息も絶え絶えになりながら唇を噛み締めて七海を睨むが、余計に煽られたように指が増やされていく。
ごつごつとした指の形が分かるほど肉癖をいっぱいに広げられ、凄まじい快感に目の前がチカチカとする。
「…はぁ、すげーエロい。みーちゃん、もう挿れていいですよね。我慢できないです」
「あっ…あ、ん…ッ」
「気持ちよすぎて返事出来ませんか?」
その言葉と共にずるりと内壁から指が抜かれていく。
いっぱいに入っていたものを突然無くしたそこが、ヒクヒクと物欲しげに収縮してしまう。
堪らずもどかしい感覚に腰を揺らすと、七海がクスリと笑ったのが分かった。
「今からもっと美味しいものあげますから。淫乱メイドさんはどうしたら貰えるのか分かりますよね?」
言いながら七海がベルトを外し、怒張を取り出す。
自分のものより明らかに大きく、血管の脈打ちが伝わってくるほど反り返ったそれを視界にいれて、ぞくりと身体が震えてしまう。
「あ、あ…っ」
これからそれを挿れてもらえるのかと想像すると、身体に痺れるような熱さが込み上げてくる。
目が逸らせずゴクリと息を飲んでいると、七海がゆるりと俺の髪を撫でた。
「ほら、俺の可愛いメイドさん。おねだりしてくれますか?」
覆いかぶさってきた七海に甘く耳を噛まれて、後穴にピタリと熱いそれを押し当てられる。
さっきまでいっぱいに入れられていたそこが、待ち望んでいるようにヒクヒクと収縮を繰り返し七海のそれに吸い付くのが分かる。
頭がぼーっと熱に浮かされてしまう。
酷い仕打ちをされもう知らないと七海を突き放そうとしたのに、今は甘ったるく耳を舐められ髪を優しく梳かれて、与えられる愛情に脳が蕩けてしまう。
堪らず口を開いていた。
「あ…っ、七海……ほ、欲しい。も…お願…っ、い、挿れて欲し――」
言葉の途中で捩じ込むようにそれが入り込んできた。
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