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「いいじゃんケチ、減るもんじゃありまいし」
怒る東雲に言い返すモモは絶対に悪いとは思っていない。
「実名を出すなって言ってんの!」
「じゃあ実名じゃないならいいんだね」
ニヤリと笑うモモ。
「そうじゃないだろ!こんなん会社の誰かが読んだら誤解するだろ!」
「誰もコミケとか行かないって、ね~それより構図困ってんの。脱いで」
「はあ?バカかお前は!いやバカだろお前!何で脱がなきゃいけないんだよ、だいたい俺が怒ってる理由理解してないだろ!」
東雲は感情むき出しでモモに怒る。
「別にチンコ見せてとか言ってるわけじゃないし、照哉さんと絡んでくれたらイラスト描きやすいし、話のネタも作れるし」
モモは怒る東雲にもう慣れている様子で彼の怒る理由すら考えていないようだ。
「ああ、もう!照哉さんもこのバカになんとか言って…」
と照哉を見ると、幸太と健太の3人でモモが作った同人誌を見ている。
「モモちゃん、俺が攻めなん?…俺どっちかっていうと何もしたくないタイプなんだよね。俺を気持ち良くしろよ的な?」
「えー、照哉さん見た目攻めなんだけどなあ。えー、東雲って絶対的に受けっぽいからさあ」
照哉の言葉にモモはうーんと唸りながら腕を組んでいる。
「ね~俺出てこないの?ほら、三角関係っぽくさ」
幸太は不満げにモモを見る。
「あ~幸太は別の話で出したいんだけどなあ。三角関係も良いよねえ」
「でも、照哉さんってマグロタイプなんっすね~」
と健太。
「俺、騎乗位とか好きだもん。おら、もっと動けよって命令すんの」
「あー、ソレいただき!ドS照哉さんに罵声浴びながらエロい事する東雲…」
ゴツッ…
「いたあーい、何すんの東雲!」
自分を無視して話が進んで行く事に耐えられない東雲はモモの頭にゲンコツを落とす。
「話聞けばーか!」
東雲はモモの耳元で叫ぶ。
「もう、ウルサいなあ東雲は!」
モモは耳を押さえながら東雲を睨む。
「もうお前ら出てけ」
東雲の怒りはマックスに達していた。
「しのめさん、腹が空いとるとです。攻めとか将棋の話ですか?よう分からんですけど…」
英雄氏がお腹を押さえながら発言する。
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