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「味噌チゲ食ウカ?」
ユナはまた大量に作った味噌チゲを出す。
「食うです」
英雄氏はユナから味噌チゲをついでもらう。
「会長、東雲さんに手を出さないですよね?」
幸太は心配そうな表情をする。
「東雲さん、病人なんだから手出さないんじゃない?」
健太のフォローに幸太は、そうだよね。とそうであって欲しいと願う。
「でも、看病されて東雲はコロッと恋に落ちたりしてさ!ほら、普段厳しい人から優しくされたらギャップにコロッといくじゃない?俗にいうギャップ萌」
モモの言葉に幸太はまた不安そうな顔をする。
「看病中にさ…会長が東雲に薬のませようとしたら、嫌がるから口移して無理やり薬のませたり、座薬入れるとか言いながら俺の座薬の方が気持ちいいぜ、とか言って東雲はハアハア言いながら会長の座薬を受け入れてさ」
「座薬…」
モモの妄想に幸太はさらに顔を青ざめさせる。
「東雲、病院から座薬出されてたな」
照哉の呟きに幸太は涙目に。
「あ、思い出したけど、ウチの本店の店長のユウヤさんってさ、元は凄い女好きだったけど、会長にヤラレてから男に目覚めたって聞いた」
と健太も思い出したように言う。
「あ~、言ってたね。会長野獣だったって!やっぱチンコデカいんだな」
とモモ。
「で、デカいの?やっぱ、デカいのがいいの?」
幸太は涙目でモモに聞く。
「そりゃあ、デカい方が良いでしょ?何?幸太小さいんだ?」
モモはニヤニヤしながら聞く。
「幸太、デカさハ気ニスルナ、ヨウハ膨張率ダカラ」
ユナは幸太の肩を叩き、慰める。
「そがん、しのめさん好いとうとなら、会長の部屋に行って助けたら良かですばい。そいで、告白すると良かです」
英雄氏は味噌チゲを食べながら幸太を元気づける。
「ここここ、告白?」
「何かニワトリがおるですばい」
英雄氏のことばに幸太の声は裏返り、ニワトリのようだった。
「オレが東雲さん好きって?バレてんの?」
幸太の今更なカミングアウトに全員がポカンとなる。
「え?幸太、気付かれてないと思ってたん?」
健太が信じられないという表情で幸太をみる。
「今更ーっ」
モモ、ユナ、照哉の声が揃う。
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