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「やっぱ面白いな照哉」
会長は起き上がると、照哉を立たせ、彼の背後に回ると両手を後ろで束縛した。
照哉の前には熟睡中の東雲。
「東雲見ながらヤルのも良いだろ?」
会長は照哉を東雲の横に押し倒す。
うつ伏せ姿の照哉の顔を東雲の方へ向かせる。
目の前に東雲の寝顔。
相変わらず可愛くて、思わずを目を閉じる。
「照哉、ちゃんと東雲見ろよ、平気なんだろ?お前、強くなれるって自分で言ったんだぞ」
会長は照哉の両手を後ろで押さえたまま、外していたネクタイでキツく縛る。
上に乗ると体重をかける。
二人分の体重でマットの片側が沈む。
会長は照哉の濡れた髪にキスを落とし、次に耳。
「照哉、ちゃんと目を開けて誰に服従しなきゃいけないかを身体に刻んでおけよ」
耳元で囁き、そのまま舌を入れた。
…、
息をするのを我慢する。
荒く息を吐けば東雲が起きるかも知れない。
そんな彼の気持ちを感じ取ったかのように、会長の指が急に照哉の中に入ってきた。
ビクンと思わず身体が動く。
濡らされてもいないのに無理やりに指が侵入してきたのだ。痛いわけではなかったが、気持ち悪い。
このまま、入れられて腰を動かされたらベッドが揺れる。
「…い、や」
照哉は思わず声を出した。
会長は耳を舐めるのを止めると、
「初めから声出してりゃいいんだよ」
照哉の中から指を抜く。
「お前素直じゃねえからな。そんなんだから事態が最悪になって行くんだろ?最悪な事態を招くのは自分なんだぞ」
頭をくしゃくしゃに撫でる。
「今更、性格直せないんで」
それでも強気な照哉に、
「まあ、それがお前だよな」
と照哉の背中に舌を這わしていく。
「…んっ」
一度声を漏らしてしまうと、つい声が出てしまう。
ちゅっ、ちゅっ、
背中に会長の唇が吸い付く音が響く度に照哉が吐く息も大きくなる。
背中に生温かい舌の感触。
その舌は確実に自分の尻へと下っているのは分かっている。
嫌だと、声に出したい。跳ね除けたい。
でも、出来ない。
お尻の割れ目を開かれ、小さくヒクヒク動く穴に舌が侵入してきた。
「あっ、…会長」
照哉は初めて抵抗するように身体を動かした。
会長の舌はたっぷりと唾液を小さな穴に入れる。
いや……だ、やめろ!!
声にならない声で叫ぶ。
執拗にソコを舐めてくる会長の舌触り。
指まで入れられ、解すかのようにぐちゅぐちゅに掻き回せれる。
絶対に声は出したくない。照哉は歯を食いしばる。
暫くすると腰を持ち上げられたので、挿入されると分かった。
「いや」
照哉が声を出したと同時に会長の大きくなったモノが照哉の中へ躊躇なく入れられた。
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