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「じゃあキスだけで我慢してやるよ」
「上から目線で言うな。つうか、キスもしねえし!」
ジロリ睨む。
「その反抗的な態度が俺の性欲を倍増させんだよ」
会長は壁に照哉を押し付け、無理やりキスをする。
舌が蛇のように照哉の口内を這う。
嫌がってはねのける事も出来るが、それをやったら会長を喜ばせるだけ。
壁に押し付けられた両手に会長が自分の指を絡めてくる。
そして、何度も、何度も角度を変えて深いキスをされた。
その深いキスから解放されたのは会長の上着のポケットの中の携帯電話の着信音。
唇を離し、電話に出る会長。
「分かった」
短く返事を返すと、
「さて、仕事だ」
と照哉にもう一度キスをして離れた。
*******
「タケル」
会長は背の高い男をそう呼んだ。
タケル?
照哉はその名前に反応した。
元恋人の名前。
しかも、テレビで見た事がある。
照哉が小さい時に良く歌番組で見かけていた人物。
凄く人気があったロックバンド。
照哉の母親もハマっていた。
Pleiades(プレアデス)のギタリストのTAKERU。
元恋人?
じゃあ、この人も?
年齢の割に若い。
今は何をしているんだっけ?
と照哉は気になった。
奥の部屋で仕事の話。
TAKERUと一緒に来た男性がSAKUMAブランドの佐久間だと話の内容で分かった。
彼の服は人気があり、幸太やユウヤも着ていたりする。
会長、顔広いなっ………………鬼畜で変態だけど。と照哉は思った。
*******
「照哉、事務所に来い」
会長からいきなり事務所へと連れていかれた照哉。
「どうしたんですか?」
と聞く照哉を壁に押し付けキス。
流石に照哉は抵抗。
「まだ仕事中じゃないんですか!」
会長をはねのける。
「うっせえ!さっきも言っただろ!ムラムラしてるって、ここでやらせろ」
会長は抵抗する照哉を後ろに向かせ下半身だけ脱がせた。
あわらになる彼の白色肌。
形の良い彼の尻には夕べつけたキスマークの後。
指を唾液で濡らし小さくすぼむ彼の穴へと挿れた。
「んっ」
思わず漏れる照哉の声。
壁に押し付けられながら穴をいじられる彼の姿がかなりいやらしく映る。
頬を壁につけ、口から吐く息は荒い。
「気持ち良さそうだな」
耳元で囁く。
「早くぬけっ、アンタ仕事中だろ」
悪態をつく照哉の耳たぶを軽く甘噛みをしながら、
「ムラムラしてたまんねえんだよ」
と言う。
「元恋人来てんのにアンタやっぱ変態」
「タケルが気になるか?ヤキモチなら嬉しいがな」
「ギタリストのTAKERUって同性愛者だったんだな、アンタと付き合うなんてド変態」
「なんだ、若いくせに知ってんのか?Pleiades。まあ、付き合ってたのも十代の頃だしな」
「俺なんかより元恋人とヤッたら?」
「この前やろうとしたら拒否られたさ。タケル、可愛い恋人が居るんだよ、SAKUMAブランドの専属モデル」
「えっ?工藤拓海?それともHIROTO?」
工藤拓海は人気若手俳優。
いろんなドラマで見かける。
モモやユナや幸太達がドラマを良く見ていた。
HIROTOはアイドル。
「工藤拓海?ああっ、あの男もいいなあ。犯してみたい。でも、違うな。今の新作のモデルだよ」
会長の指が2本から3本に増やされ、指の出し入れが早くなる。
照哉の息も徐々に荒くなっている。
指の動きと吐く息が同じリズムだ。
指を抜くと、今度は尻の高さまでしゃがみ込んで会長はそこに舌を這わせる。
指で広げて唾液を中に入れ込むように舐めていく。
視線を上げて照哉の様子を後ろから観察する。
目を閉じて息を荒く吐き、腰が微かに動いているようだ。
最近、セックスに反応をするようになってきた照哉。
前は人形を抱いてるようだった。
そろそろだな。
充分に濡らすと会長は履いてるスラックスと下着を下げて椅子へと座った。
照哉にフェラを無理やりさせる。
「お前の唾液でちゃんと濡らさないと挿れる時痛てえぞ」
とフェラする照哉の頭を持ち動かす。
自分の口内にある会長の勃起した陰茎。
噛み切ってやろうかと思った。
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