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「ぷっ、あはははは!」
とある昼下がり。俺は思わず腹を抱えて笑っていた。腹を抱えるだけには留まらず、床に転がってげらげらと笑っていると、触手が俺の体を叩いてくる。
「わらいすぎだ」
「だって……あははは!」
むすっとする化け物を見て、さらに笑う。本当にこれは傑作だ。
今目の前にいる化け物は、いつもの高身長美形じゃない。
見た目は5歳児くらいか? ぷにぷにのほっぺ。俺の腰ぐらいしかない低身長。小さい椛みたいな手。よたよたと覚束無い歩き方。舌っ足らずの言葉。
化け物Jrが俺の目の前にいた。あ、一応言っとくけど、これ親戚とかじゃなくて、本人だから。
どうやら、たこ焼き大ヒットで会社に缶詰になってた影響で、抑えていた魔力が制御出来ず、いつもの姿になれないらしい。
魔力制御が出来ないっていうから、てっきり、シェフみたいにぽよんぽよんの姿になるのかと思ってたら、まさかの幼児化。これは笑うしかねぇわ。
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