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最悪な出会い(4)
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side ちとせ
「…俺に何をしろって言うんだよ…」
あんな動画ばらまかれたらたまったもんじゃない。俺の高校生活が平穏には終わってくれなくなるだろう。そんなことになるくらいならこいつのパシリでもサンドバッグでも何にでもなってやる!なんて思いながらきいた。
どっちに転んでも平穏なんて無理だろうことはなんとなく気づいていたが…
「しゃぶれ」
「……は?」
なにを言っているのか理解出来なかった。正確には理解したくなかったのだが。
「なにを…?」
なんて、ききたくないけど。
「なにって、ナニ?」
「……………」
「お前が邪魔したせいで中途半端に終わっちまったんだ。責任、とるべきだろ?」
なあ?とにやにやと嫌味な笑みを浮かべている。
「ふざ、けるな!だれがするか!」
「そんなこと言っていいのか?」
そう言ってまたスマホの画面を見せてくる。俺はなにも言えなくなって下を向いた。すると、顎に手をかけられて無理やり上を向かされる。
楽しげに俺を見下ろしてくる新藤と目が合う。悔しくて唇をぎゅっと噛み締め、睨みつける。
「反抗的だな」
そう言いながら新藤は指で俺の唇をなぞる。なんとなく唇を開いてしまって指が入ってきた。口の中をぐちゃぐちゃとかき回されて驚く。
「…ふ、…」
口が閉じれず、飲み込めなかった唾液が口の端からこぼれ、顎へ伝っていく。
すると突然、新藤が俺の股間に触れた。俺はびっくりして新藤の指を噛んでしまった。
「…っ」
「あ…」
新藤が目を細め、俺を見る。
「躾のなってない犬には仕置きが必要だよな?」
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