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強請る
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side ちとせ
苦しい…イキたい…
「イかせてくださいって言うまでイかせない」
新藤はその宣言通り何度も何度も俺を絶頂の寸前まで追いやってはイく前に手を止める
「はぁ、あっ…やっ…も、おねが…ぅあ…」
「やめて欲しかったらイかせてくださいって言えよ」
イキたいイキたいイキたい
それしか考えられない。でもイかせてくださいその一言が言えない
羞恥心とプライドがそれを許さない
「…強情だな」
そう言うとべろりと耳を舐められビクッとなる
__ぴちゃぴちゃ…
頭に直接響く水音、ゾワゾワと這い上がる快感
もう限界だった
「ふぅっ」
と新藤が耳に息を吹きかけた瞬間
「ひぃっ」
ビクビクっと大きく身体が跳ねた
イくっ!!
そう思ったのにぎゅっと中心を痛いくらいに握られ射精がせき止められた
「ぅあぁ…あ、あ、あ…」
出せなくて苦しくて涙が溢れる
だめだ、そう思うのに理性ぷつんと切れる
「おねが、イかせてっ…もぅイキた…」
「………」
「も、イきたぃ…っ」
「イかせてください、だろ?」
「ぅ、ぁ…イかせて…イかせて、くだ…さい…」
ぼろぼろと涙を零しながら懇願する
「よく出来ました」
ふっと笑うと新藤がピストンを早め、俺の中心を扱く手も早める
何度も寸止めされていた俺の身体はすぐにして絶頂に追いやれ、やっとイかせてもらえると期待に震える
「あっあ、あっ…イくっ、イく…っ!!」
ビクっと大きく震え精を吐き出す
「ぁ…あぁ…あ…」
身体がガクガクと痙攣し頭の中は真っ白になった
__ポンッ
となにか電子音が聞こえた気がしたが俺の意識は暗闇へと落ちていった
__新藤がスマホを手に愉悦に満ちた笑みで俺を見下ろしていたとも知らずに__
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