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優しい手(2)
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side ちとせ
イった余韻に浸っているといつの間にか新藤は上から退いていて、俺の両膝を立てその間に座っていた
ごそごそした後ポイッと何かを投げ捨てたのでその先を目で追うと透明な液体の入ったボトルが転がっていた
なんだろうと思っているとつぷっと尻に何かが入ってきて驚く
「な、なに?」
そう思い下半身の方に視線をやると新藤が俺の尻に手を伸ばして動かしていた
尻に入ってきたのは新藤の指だとわかるとかぁっと顔に熱があつまる
グチグチときこえてくる水音はローションのせいらしくさっき投げ捨てられたのはローションのボトルだったようだ
「もう2本入ってるけど、わかる?」
ときかれるがわかるわけがないし、わかりたくもない
「…3本目」
「んっ…」
そう言って引き抜かれた指がまた入ってくると今度は少し圧迫感が強くなった
「はぁ、ぁ…はぁ…」
まだ慣らされているだけなのに身体が昨日の快感を覚えているのか期待に息が上がる
嫌なのに、1度イかされてもう抵抗する気は出なかった
「はぁ…ぅ…んん…ふ、ぅ………んぁ!?」
先程までただ出し入れしているだけだった指の動きが突然変わり探るように動き出したかと思うとコリっとあの場所を押され変な声がでた
その後もそこ、前立腺ばかり刺激され下腹部に熱が溜まっていく
「ん、ぁ…はぁ、は…ぁぅ…ん、んんっ」
グリっと一際強く押し潰されれば腰が跳ね上がる
そんな俺の様子を新藤はギラギラとした目で見てくる
その目にゾクゾクしている自分がいて嫌になる
「ん、そろそろいいだろ、挿れるぞ」
「ひっ…!や、ぁうっ!」
ぐちゅんっといきなり奥まで突かれビクビクっとなって身体に力が入り自分がイったことに数秒してから気がつく
「…ぅえ…?」
「…え?」
普通にイった時とは違うイキ方に目をぱちくりとして新藤を見上げると新藤もまた目を見開きぱちぱちと瞬いていた
「っ!!……それは反則だろっ…!」
新藤はそう呟くといきなり早いスピードでピストンを始める
パンパンと肌と肌がぶつかる音がしてグチュグチュと後孔を掻き回される
「ぁ!ぁあ…ぅあ、んん!!」
前立腺を擦り上げられ奥を突かれただただ嬌声をあげる
閉じれなくなった口からは唾液が零れるがそれを新藤が舌で掬いとりキスをしてくる
「んぅ…んむっ、んん…」
唇を新藤のそれで塞がれくぐもった声がもれる
「はぁ….はぁ…」
キスをしながらうっすらと目を開く
すると新藤も感じているのか眉間にシワがより少し上気した頬が見える
その顔は色気が溢れ出ていて、綺麗な顔が俺に感じて歪んでいるのかと思うと何故か感じてしまい後孔がしまったのが自分でわかり、あ、と思った時には手遅れだった
「くっ…締まった…はぁ…」
そうニヤリと笑った顔は嫌味な笑いなはずなのにその色気に俺は見惚れる
やばいと思ってもどうしようもなかった
ピストンが早くなり絶頂に追いやられる
「あっ、やぁ…ぁあ、ぁんっ…あ!」
「はぁはぁ…」
「やっ、イク、イッちゃっ…ぁぁ!〜〜〜っ!!」
「…くっ」
ぎゅっと全身に力が入り背中が反る
ビクビクビクッと痙攣するように震える体
視界が白く染まり何も考えられなくなる
ナカで質量を増した新藤のそれが弾け温かいものが広がる
「ぅぁ…あ、あ、ぁあ…」
その感覚が怖くて気持ちよくてわけがわからない
落ちる…そう思ったときふわりと頭を撫でられた気がした
その手は髪を梳くようにして下へおりていきするりと頬を撫でる
その優しい手にひどく安心した__
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