アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
お風呂(2)
-
side ちとせ
風呂に入れられ椅子に座るよう言われ座ると頭を洗われる
思っていたより普通に洗われていることに驚きつつ大人しく目を閉じて身を委ねる
初めは自分ですると言おうとしたが睨まれて黙った
俺はいつからこんな意志の弱いやつになったんだろう…
「痒いところはないか?」
と聞かれ笑ってしまう
「美容師かよ…」
クスクス笑っているといきなりシャワーで水をかけられ笑っていたため口に水が入り咳き込む
「げほげほっ…かけるなら言えよっ!水飲んだだろ!」
「あぁ…悪い…」
「…?」
やけに素直に謝られて変な感じだ
その後も体を洗われ抱えられ湯船につけられた
体と言っても背中とかの話だぞ
新藤は自分の頭や体をさっさと洗う
湯船の中から新藤の様子を見ていて思う
筋肉がむきむきなわけではないんだよな…でも腹筋は割れていて肩幅もそこそこあって胸板もある。自分の体を見下ろして薄っぺらさにため息が出る
「細マッチョ…」
いいなぁ…と思っていたのが口から出ていたようで
「何か言ったか?」
と頭を洗っていた新藤が片目を開けて振り向く
色気…!!ハンパない!!
「な、なんでもねーし!!」
そう言って目を逸らす
新藤がまた洗い出したのを横目で確認してまた新藤に目を向ける
ほんといい体してんな、腹たつ…なんて思っているとある部分に視線がいってしまう
アソコもデカかった…アレが俺の中に…とそこまで考えてしまい赤面する
な…お、俺は何を…!!
ひとり脳内で恥ずかしさに暴れ回る
落ち着け落ち着けと自分に言い聞かせ壁の模様でも数えようと目の前の壁を見つめて無心になる
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
49 / 165