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足枷(6)
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side ちとせ
結局何回イッたかも覚えていない
気がつくと首の鎖は外され新藤の腕の中で眠っていた
腰と瞼が重い
「何時だ?……7時前…」
夕方の7時。1日が何もせず終わってしまった
はぁとため息をついて新藤の腕を押しのける
ベッドから降りると足枷と鎖はそのままで仕方がないからジャラジャラと引きずりながらトイレへと向かう
そういえば昨日の風呂の後からしていなかったなと思うと急に尿意に襲われる
腰を庇いながら早足で着いたはいいが鎖のせいでドアが閉められない…
「え、閉まんない…」
まさかこのまましろと?勘弁してくれと思いながらも漏れそうで仕方がないから閉まるとこまで閉めてトイレを済ます
「全裸で扉も閉めずにトイレするとか…」
羞恥心はもちろんあるが今更どうすることもできない
部屋に戻ると新藤が起きていて不機嫌そうにどこへ行っていたのか聞いてくる。わかってるだろ
「…トイレ」
「一言言ってから行け」
なんでわざわざとは思ったが何も言わず顔を背ける
「大人しくしてろ」
そう言って脱ぎ捨てられ床に落ちていたTシャツを拾って新藤が部屋を出ていく
それを見て拾って勝手に着てやればよかった…なんて思ったのはもちろん新藤には言えない
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