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悪くないなんて
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side ちとせ
新藤の家に連れてこられリビングのソファに座るよう促される。逆らったら何されるかわからないから大人しく言うことを聞く
「紅茶かコーヒーくらいしかないな、あと水。どれがいい?」
「み、水…」
「ん」
「あ、りがと…ございます…」
差し出されたグラスを恐る恐る受け取る。無色透明の水。匂いもしない
飲むことを躊躇っていると視線を感じる
「言っておくが何も入ってないぞ」
「………」
「はぁ…」
ぱっとグラスを奪い取られ新藤がそれに口をつける。コクリと喉を上下させてひと口飲んだ
ほら、と返されても困る…間接きs…いやいやいや!男同士だろ!それにそれ以上のことも…
そこまで考えて顔が熱くなる。思わず手元の水をぐびぐび飲み干した
「ごくごく…ぷはっ」
「…ぷっ…クスクス…」
「なっ」
めっちゃ笑ってやがる!!ムカつく!!
でもなぜか嫌な気はしない。その笑った顔があまりにも無邪気だったから…
こんな顔を見るのは悪くないな、なんて思って…なんかないからな!
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