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危ないヤツ
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side ちとせ
「じゃ、そういう事だから邪魔しないでくれる?」
そう言って無理やり俺と愛希の肩に腕を回し女の子をほったらかして広場から出る
「おい巻き込むなよ、つか離せ!」
「ごめんごめん、あの子しつこくてさ〜」
「彼女じゃねぇのかよ」
「なわけないでしょ、ただの元セフレ。気まぐれで2、3回寝ただけなのに好きになったから付き合ってくれってうるさくって」
やれやれと肩を竦めるこの男、どう考えても最低だしやばいやつだ
愛希はというと話について来れてないのかぽかんとしている
「お前のせいでゴミ捨てられなかったんだけど」
「あ、ス○バの期間限定のやつ?あれ美味しいんだってね〜どうだった?」
「あぁ、めちゃくちゃ美味かった…ってそうじゃなくて!」
なんなんだよこいつ…と思いながら駅に向かう
結局なんだかんだと瀬戸のペースに乗せられて話しながら駅までの道を歩いた
駅について瀬戸は反対方面だからと改札を通ってそのまま別れたがあいつのせいで精神的にどっと疲れた
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