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ここ最近三人で話すことなんてなかったから微妙に気まずい空気が漂ってるけどそれでもいよりは嬉しい
澄久はこの間詠朔と二人で話をしたし、約束した件がどうなってるのかきになることもあって気まずいながらも積極的に話しかけることにした
「何か忘れ物でもした?体育着?」
「まさか、いよりじゃないし忘れ物なんかしない」
「僕の悪口禁止!…あっ、久ちゃんー静彦お兄ちゃんからお土産もらった?」
いよりは澄久にもお土産をかっていて、直接渡したかったけど早く渡したいからと静彦に渡すように頼んでいた
「もらった、ありがとうな、いよりも同じの買ったんだろ?どこつける?一緒のところにつけたいんだけど…ってか俺もいよりとデートしたいし、ずっとしてないし」
「悩み中ー……デートあんまりいけてないのは久ちゃんのせいじゃん」
二人の時間はいままでたっぷりあったのに澄久は暇があるとすぐエッチなことをしてくるので二人はほとんど部屋で過ごしていた
もちろん遠出することもあったけど澄久は人混みよりも家でいよりとまったりするのが好き、いよりとしてはもっと外に出かけたかったけどいよりもいよりで澄久と二人きりになるのが好きだったので強く文句は言わなかった
「……反省してる、じゃ、また後でな」
いよりとの時間はこれからもたっぷりあるんだと思ってた、こんなことになるならもっと外に出て思い出を作っておけばよかった
いよりはぶんぶんと手を振って澄久を見送ったあと、隣の席にいる詠朔の腕をくいくいと引っ張る
「ねーねー…変なことしないから今度三人でどっか遊びに行こうよ!いいでしょ詠ちゃん」
「…うん、いいね、考えておくよ」
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