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「気にしないで、この頃はなかったけどじゃれあってるだけだから…「じゃれあってないし!久ちゃんがむかつくんだし!」…澄久は嫉妬してるだけでしょ、いよりとあんまり話できないのに初瀬さんにとられちゃったからね」
そういうといよりはポッと頬を赤らめて、見透かされた澄久は顔を真っ赤にした
二人の可愛い反応にマトはによによと口角を上げる
澄久は恥ずかしかったからごにょごにょと反論してたけどいよりはクスクス笑ってマトの手を取った
「棚にバームクーヘンあったからそれも食べよ!久ちゃんオレンジジュースは飲めるよね?ほらマトー一緒に行こ!」
「はいっ、いよりさまっ」
マトはいよりの腕にしがみつき二人は改めてお菓子の準備をしに行った
きやすくいよりに抱きつくマトに澄久はまたムカムカしたけど舌打ちした後で深いため息をつく
「なんであんな奴…おばさん達バカじゃないか?金の無駄だろ」
「でもいよりに必要なのはあぁいう子じゃない?堅苦しい真面目な人がそばにいてもいよりは安らがないでしょ」
たしかに詠朔のいうとおりいよりはここ最近で一番生き生きしてる、あぁやって言い合ったのも久しぶりだし楽しかった
にしてもやっぱりなんであんな男を連れてきたのわからない、小戸森は珠嘉の知り合いで珠嘉の付き人として雇ったから何もできなくても澄久は何も言わないけど…マトは違う
「……あ………もしかして…詠朔があえてそういうの選ぶように言ったとか?」
「…うん、あれが精一杯かな、でもいよりと気があう子が見つかってよかったよ、やっぱりさ僕達には言わないけど抱えてることたくさんあると思うんだ」
あっさりと認められて、澄久は合点がいって素直にお礼を言う。
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