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(そっかー詠ちゃん遊園地苦手なんだ…たしかに絶叫系とか似合わないかも………詠ちゃん………遊園地…遊園地……………)
「そういえばさ」
「ん?」
「さっきいよりの家の前で詠朔にあった」
「へぇ?なんでだろ、何か用事あったんだろうなぁ」
いよりはキョトンと首をかしげた後、深くは考えずにその話を流した
自分がいないことはしっていたはずなので永富の人間として乙藤家に用があったと考えれば何も不思議なことじゃない、優秀な詠朔は永富の関係者からすでに一目置かれてるのは知っているから
そんなことよりも今はもっと澄久と楽しい時間を過ごしたい…愛し合いたい……いよりが瞼を閉じてキスをおねだりすれば澄久は待ってましたと言わんばかりに唇を重ねようとしてくれたけど…いよりがパチっと目を開けた後で自分の口を押さえたせいで澄久はいよりの手の甲にキスをすることになった
「…え、なに?」
「…あ、えと……さっき……静彦お兄ちゃんとキスした……から、間接キスになっちゃう…」
小声で言ったら澄久はゲッと顔を引きつらせてキスを迫る体制で固まった
今日もいよりの唇はふにふにと美味しそうだけど兄と間接キスはしたくない、というか兄が自分の恋人とキスをしたと聞いて苛立たないわけがない
二人の関係は子供を作る事が目的ならそれに必要のないことはして欲しくない
「……キス…兄さんから?」
「!変なこと聞かないで欲しいんだけどっ!」
澄久だってこんなこと聞きたくないけど、さっき廊下を歩いていた二人は体だけの関係とは思えない…静彦がうまくいよりの心を掴もうとしてるのがわかった。
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