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94(真弓と千春)
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くちびるが離れて真弓が千春に訊いた。
「仕事 明日は?」
「休みです。」
「あさっては?」
「休みっす。」
わかった。
と真弓は言って 奥のベッドルームへ 手を引いて 千春を座らせるや否や押し倒した。
「真弓さん。」
「ん?何?」
「どーして ここが?」
「愛の力だよ」
そう言いながら千春のジャケットを脱がせベッドの脇の床に放り投げ セーターを脱がせワイシャツと 次々と脱がせていく。
そして自らもコートを放りスーツの上着を脱ぎワイシャツを脱ぎ捨て 合間にキスをすることも怠らない。
千春はされるがままになって 真弓を窺うと 怒ってはいないようでホッとする。
「真弓さん いきなり居なくなってごめんなさい。連絡しなくてごめんなさい。でも俺 真弓さんのことは す す 好きですから」
「千春。あんまり煽らないでくれるかな?優しくしたいのに 乱暴にしてしまいそうになるから。」
「へっ?真弓さんはいつでも優しいっすよ?」
くそっ!
そう言いながら 真弓は乱暴に 服を脱ぎ捨て 千春の服も やや乱暴に剥ぎ取るようにして 覆い被さって 噛みつくようなキスをした。
肌と肌が 密着して その心地よさに 千春は思わず
「真弓さんの肌が気持ち良い」
と呟いた。
太ももに当たる固くなった熱があたたかくて 思わず
「真弓さんのお毛々あったかい。純毛100%っすね」
アソコも熱いと言おうとしたが 恥ずかしくて つい陰毛がくすぐったくて と 洩らした言葉。
千春
なんて可愛いことを!
子供のように きらきらした眼差し
キスの余韻で濡れたくちびる
そしてその目が少し潤んで ほんのり赤く染まった目元。
少し甘い酒の匂いの口内。
そして
滑らかな肌触り。
もう 猶予も 無くなりそうで
真弓は 千春を抱き起こし ベッドの上に向かい合うように座った。
少し熱を冷まさないと 千春に優しく出来ない。傷つけることはしたくない。
互いに勃っていることは 一目瞭然で 男である以上 隠しようもない。
膝立ちになって抱き合って 腰を少し落として 互いの熱を 重ねた。
千春があっと小さく叫んでいるが構わず二本握って ゆるゆると動かした。
「千春 もう 漏らしそうだ。千春のも ぬるぬるし始めたね。」
途端に恥ずかしがって千春が俯いたが その熱い杭はグイっと 容量を増した。
そして部屋に響く水音。
切なげに喘ぐ千春。
あっ あんっ 真弓さん あ んっ
イク いっちゃう 真弓さん
真弓さん あーどーしよ 真弓さん
真弓さん す 好きっ
千春可愛いっ 千春 千春。
あー ん ん ん
水音がいやらしくぬちゃぬちゃと
互いに名前を呼び合い
くちづけをしながら
二人は 互いの腹に 吐精したのだった。
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