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ほわほわー
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『今日一緒に帰れるかな?』
『はい、大丈夫です。』
『終わったら中等部の下駄箱まで行くからねー』
『了解です。』
初めて会った日から1週間後、俺はようやく、松野君のLINEのIDと電話番号をゲット出来た
それから毎日のようにやりとりをして、また1週間過ぎた
松野君は夜遅くにメールしても返してくれて、それが出来なかったら、1時間目が始まる前に返信をくれている
今日みたいに授業の合間でもすぐ返してくれる
でも、松野君からメールを貰った事が無い
寂しい
「なに?彼女とメールでもしてはるん?」
「違いますー後輩ですー」
後ろからぬっと出てきたのは俺の友達
つり目で背がでかくて、髪は茶色の関西人、大地
「珍しいなぁ・・・その子の事好きなんやろ?」
「うん・・・・・・は?なんで分かったの!?」
「さっきからスマホ見とる顔がころころ変わってんねん」
確かにそうだったかもー
やりとりしてる時はウキウキで楽しかったけど色々考えたら沈んできたし
「ほんで、どんな子なん?相手は」
「え~?知りたい~?」
「なんや嬉しそうやなぁ。知りたいわぁ」
大地がにやにやしながら棒読みで聞いてきた
「んふふ~やっぱだめー。知ったら大地も好きになっちゃうよー」
「そんなに可愛い子なん?幸せそうやなぁ」
そりゃあんな可愛い子が毎日隣にいるんだもん
幸せだよぉ
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