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一気にしゅーんっ
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「どぉ?美味しい?」
「はい・・・おいひぃでう」
口にいっぱいの焼きそばを入れて感想を言ってくれた
ハムスターみたいで可愛いーっ
もぐもぐしてるよー
きゅんきゅんしちゃうよっ!
そのまま上目使いで見てくるもんだから、んもうっ!!
「・・・先輩は食べないんでふか?」
「あ、うんん!食べるよ!」
急いで焼きそばを頬張る
うん、美味しい
「先輩、ソース付いちゃってますよ?」
「嘘!?・・・んふふっ、ありがとう」
「いいえ」
なんかカップルみたい
楽しい
「ほかにどっか行きたい所って無いの?」
「そうですねぇ・・・」
「無理に考えなくて良いよ!?適当にぶらぶらするでもありだし・・・」
「・・・んっ!すみません、失礼します」
「うん」
松野君のケータイが鳴った
その場から少し離れて、電話に出た
ちょっとしょぼん・・・
1人になっちゃった
ちらっと松野君を見ると、すごい楽しそうに話してる
俺も見た事無い様な笑顔
誰なんだろう・・・
胸が、ちくちくと棘が刺さったように痛い
「先輩、ちょっと用事が出来たんで・・・良いですか?」
「あ、うん・・・いってらっしゃい」
「明日も一緒にまわってくれますか?」
「うん」
「ありがとうございます!では、失礼します」
松野君は足早に行ってしまった
嬉しそうな顔してたし・・・彼女かなぁ・・・
1人になっちゃった・・・
・・・どこ行こう
行くトコないや・・・
心臓がぎゅーってなって痛いよ・・・
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